あかがいちばん | くまちゃんのわらって日記。

くまちゃんのわらって日記。

人間大好き おしゃべり大好きくまちゃんが日常の見聞きしたことを綴ります。



キャシー・スティンスン 作

 ロビン・ベアード 絵

 ふしみみさを 訳

 ほるぷ出版


  

「おかあさんったら あかのこと、

なんにも わかってないんだよ。」
この書き出しはちょっと すごいですよね。

そして 「わたし」のおはなしが始まります。





あかって いい色なのよ。

あかいくつしたをはくと いつもよりずっと たかくとべるし、
ジュースだって あかいコップで のむほうが だんぜん おいしい。

赤いピンどめをすると 髪の毛がわらいだすんだよ。
わたしは あかが だいすき。

だって、あかは
せかいで いちばん すてきな いろだから。


カナダで1982年に刊行されてから、多くの賞を受け、
世界的に人気のロングセラー絵本です。



   「 おかあさんったら あかのこと

    なんにも わかってないんだよ 」 の

   「あか」は 「 わたし」に置き換えて考えてみたくなります。


   子育てで 子供たちは 自己主張をし始めますが

   頭ごなしに 親がこっちがいいと押し付けてしまった場面を

   おもいだしました。


   もちろん、大人は長年の豊富な経験が裏付けになって

   子どもにこっち こっちといいたくなりますよね。

   

   この絵本が長く読み継がれるのには

   いろんな理由があるとおもいます。


   なにしろ 赤を身につけているわたしのいきいきしている 

   表情が素敵なんです。


   実は 私も大の赤好きです。

   パワーがあって 元気になります。


   すがもに「赤の下着」を売るお店がありますが

   本気でいってみたいです。