はっぴいさんは困ったことや
願い事を聞いてくれるのです。
はっぴいさんは山の上の大きな石の上に、
時々来るのだそうです。
なんでものろのろのぼくは、
のろのろじゃなくなるようにと、
なんでもあわててしまうわたしは、
あわてなくなるように、
はっぴいさんに会いに行き、その途中で出会います。
待っても待っても、
はっぴいさんは現われませんでした。
「のろのろは なんでもていねいだからだとおもうわ」
「あわてるのは なんでも
いっしょうけんめいだからだとおもうよ」
はっぴいさんは来ませんでしたが、
太陽を見ているうちに、
二人はなんだかはっぴいさんに
会えたように思いました。
個性を伸ばす その子その子の良いところを
認めて ほめて 自信をつけさす。
今年も そんな教室をめざします。