演劇の演出家の鴻上尚史さんの悩み相談コラムです。

考え方が柔軟で語り口がとにかく優しくてためになるので、普段からよく閲覧しています。



同じく演劇の演出家の平田オリザさんの一冊。

文章ははじめは難しく感じましたが、読み進めていくうちにとても面白くて、勉強になったので、

図書館で借りて読んだ後に、中古で買い足して手元に置いておくことにしました。


私の夫は青年の頃から演劇に夢中になっていたらしく、主人からもお勧めされた本でもあります。

主人と話していて感じるのは、物事を自分を客観視することが根付いており、俯瞰して世間を見るという習慣は、演劇を作り上げることを繰り返していくうちに身についたのかもしれない、とのことでした。

とても自分のことがよく見えている。

見習いたいものです。


社会的弱者は言語的弱者である、という一文があって、自分はまさにそれに当てはまっているなぁと納得して、こうして色々な本を読み、

周りの人に相談して、さまざまな意見を聞かせてもらうことで、自分に足りていない側面を補おうと、自分なりに努力している日々であります。