クエストのアイコンってそういえばなんだろうとメニューを触っていると

一個砂時計マークが点滅しているものがありました。

おそらく世界共通の認識で期限が迫っています。

最優先で片付けないといけないクエストは

グリフォンとオーガにボコボコにされて逃げ帰った牛車のクエストでした。

 

・・・いや、あれからレベルも上がったし

この前は多勢に無勢だった。こっちが多勢の方だったけど。

とりあえず牛車の安全を確保するために先にグリフォンを倒してしまおうかと

畑道へ向かってみます。

孤児院の前を通りかかると強制でイベントが発生しました。

えーこっちは急いでいるのに。

 

獣人の親子が具合が悪くて預けた子供が

ちっとも帰ってこれないことにクレームを言いに来たようです。

それに対してシスターは自宅療養でも良いですよと返しています。

獣人の親子はただのクレーマーに思えましたが

純粋に子供の心配をしていたようで不安げながらも引き下がります。

なんというか、シスターは親切そうですけど突き放してるようにも見えました。

でもクレーム対応のプロだと思えば場慣れしてるだけか?

こういうことが日常茶飯事なのかも。

 

このまま通り過ぎるとクエストを逃すかもしれないので

急いでいるけれどシスターに話かけてみます。

薬の材料の瘴石を3つ持ってきてほしいと依頼されました。

それくらいならと渡すと、お礼は用意できないけれど

孤児院の中を案内しますよと先を歩きだします。

良い人っぽく思えてきました。

中はたいして広くなかった気がしますが、

もしかして気が付きにくい部屋とか案内してくれるのかも?とついていくと

入って数歩の患者がいる部屋で解散しました。

案内とは。

 

すると先ほどの獣人の親子の子供が話かけてきます。

 

image

 

お前成人済みだな???

 

いや、たとえ還暦を迎えていても親からみたら子供です。

まさかここで思い込みを正されるとは思っていませんでした。

 

少し熱が出ただけだったのにここに入ってからどんどん悪化する。

怪しい噂がないか確認してきてほしいという話でした。

 

外へ出ると若いシスターが、

患者さんの具合が悪くなりすぎると院長自ら地下で看病するんですよ。

なんか夜な夜な悲鳴とか聞こえますけど☆

 

みたいな話をピンポイントで聞かせてくれました。

真っ黒とか通り過ぎて最早手遅れ早く通報してほしい。

 

ここで報告に戻るとおそらく地下探索が始まります。

めちゃくちゃ気になるし面白そうなので

時間を気にして取り掛かりたくありません。

お子さんにはもう少し寝ててもらいましょう。

砂時計マークがないのでまだ大丈夫きっと。

次行っていなかったらどうしよう。

 

ふと、牛車に護衛がついていることを思い出し

グリフォンとエンカウントするなら乗った時のほうが有利なのではと

到着していた牛車に突発的に飛び乗って出発しました。

取る物とりあえずとはまさにこのこと。

 

牛車は遅いので覚悟を決めて目を閉じます。

「おい、降りて加勢してくれ!」みたいな声をかけられます。

きたか・・・と用心棒先生よろしくどぅれと降りると狼がいました。

終了。

襲撃は次かとまた目を閉じる。

次はゴブリンと戦ってから現地に到着していました。

 

えっ多少のハプニングはあるけど安心安全な道中っだったてこと?!

一瞬異世界にでも迷い込んだのかと思いましたが手紙を渡して任務達成です。

受け取ったレンナルトさんは、

依頼主の奥さんから季節ごとに時候の挨拶がくるんだよと言っていました。

別段なにも思ってなかったけど、こう説明されると怪しくなってきます。

ほんとにただの挨拶なのかな~?

大人の関係を邪推しながら今度は徒歩で城都へ帰りました。

グリフォンの影に怯えながらも無事に到着。

依頼主に報告するまでがサブクエストです。

 

image

 

「無事に運行できたのなら以前よりも魔物が減っておるのじゃろう」

 

そういえば牛車が安全に運行できているかの調査のついでに

お手紙配達を頼まれたんでした。

すっかり頭の中ではお手紙がメインに。

 

以前の安全性は分かりませんが、

現在も結構ギャンブル性の高い地獄の片道切符だったと思います。

けど依頼主がそう思うなら何も文句は言えません。

証言の証拠としてSSを思わず撮ってしまいました。

 

ご利用は計画的に。