土曜日(6/26)に、コロナワクチン接種後死亡率(接種が理由の死亡とは認められていない)は、

自然な死亡率と比べて高いようではなさそうというブログをUpしました。

 

その時、死亡報告を調べて気になったこと。

一つ目が、「死亡とワクチンの因果関係あり」がゼロ件であること!!

 

厚労省発表資料の一覧には報告医の「因果関係」欄があります。

その右の方に「専門家による評価」の欄があり

評価は四種類で、評価中、α(因果関係が否定できない)、β(因果関係が認められない)、γ(評価できない)です。

 

6/23現在で評価が済んでいるのが277件。

報告医の「関連あり」報告件数は18件。その全てが専門家の評価はγ(ワクチン接種と死亡の因果関係は評価できない)。

というか、277件中αは0件。

いくらなんでも。

 

もう一つ。

ワクチン接種は「本人同意」は不可欠のはず。同意書書きますよね。

死亡報告の中には、本人同意ができているのか疑問、または、本人同意できているなら因果関係がγなのが疑問、という例が何件かありました。

 

No.27 91歳女性 

基礎疾患等:アルツハイマー認知症 

接種当日死亡

死因:心肺停止(そりゃあ死んだら心臓も肺も止まるでしょうよ。)

報告医評価の因果関係:関連あり

専門家評価のコメント:心肺停止が確認された時の状況が不明であり、血液検査値等の情報もなく、死亡後に剖検も行われていないため、死因を推定するための情報が著しく乏しい。

評価:γ

 

No.142 92歳女性

基礎疾患等:認知症、嚥下障害、胃瘻造設状態 

接種当日死亡

死因:不明

報告医評価の因果関係:評価不能

専門家評価のコメント:なし

評価:γ

 

本当にワクチンとの関連が「評価できない」ような死亡状況なら(=高齢だしいつ亡くなっても不思議じゃないってことですよね)、

本当に本人は同意できてるの?

てか、高齢者にワクチン打ったあとの経過観察はどうなってるんでしょう?

 

No.157

76歳男性

基礎疾患等:心筋梗塞 

接種当日死亡

死因:心筋梗塞

報告医評価の因果関係:関連なし

専門家評価のコメント:なし

評価:γ

 

心筋梗塞で死にかけている人にワクチン打ったってことなの?

でないと報告医の「関連なし」が解せません。

元気な人にも副反応あるのに、打っていいいのかよ?と正直思いました。

 

他にも、本当に本人の意思で接種したの?(認知症の場合は家族でも有効なのかな?)

もしくは副反応の危険性を十分に説明したの?

もちろん、介護施設とか病院とかで、打つ/打たないで差別があってはそれはそれでいけないんでしょうけど…。

河野大臣のネタ

接種推進担当だから、まじめに仕事をすればするほど、そうなるんでしょうけど。

「デマ」だと言い切るには、無理があるような気がします。

全て「デマ」とするには、科学的な反証が必要だと思うんですけど、

 

>そういった誤った情報の65%はわずか12の個人と団体が引き起こしていることが確認されています。

誰なの?どの団体なの?明記しないと却って信用性が低くなるのでは?

 

>中には医師免許を持っているにもかかわらず、デマを流す人もいます。

誰のことなの?「デマ」って言い切れる根拠は何?

 

大臣の立場で「デマ」と言ってしまうと、「ああ、ワクチンに関する不安を与える情報はすべてデマなんだ」という印象だけが強くなるのでは?

 

一方

河野さんの「デマ」ネタは多くの地上波で取り上げられたものの、

「新型コロナワクチンに警鐘を鳴らす医師と議員の会」が接種中止嘆願書を厚労省に提出したネタを取り上げた地上波は、私の知る限りではなし。

両論併記が中立な報道の基本では?

メリットだけしか伝えない勧誘は信用しない方が良いのは基本。

だた、もっと怖いのは本当の大きなリスクを隠すために、「軽微な」リスクを強調すること。

深刻な「ヤバさ」を隠す時の、広報や勧誘の常套手段でもあります。

 

河野大臣のデマつぶしの説明がイマイチな感じで、デマをつぶすことにつながってないのでは?

と思いましたが、データはどうなんだろうと思って、いくつか調べてみました。(厚労省webなどから)

 

6/24までの

ワクチンの接種人数(少なくとも1回は打った人):約19,846,000人(1000以下切り捨て)

 

死亡数:356人

接種数に対する死亡率:0.0018%

「6/24までに死亡したのに未報告」があるはずなので、これから人数が増えるかもしれませんが、

もし二倍になったとしても、0.003~0.004%のレベル。

当事者にとっては1/1なので、データで考えるべきではないのでしょうが、政治的判断で言えばワクチン接種は進めるってことでしょうね。

しかも、ワクチン接種が原因で死亡したと確定判断した事例は0人なので、公式には死亡率は0%になります。

また、2回目の接種後に死亡が確認された人数は、63人。(手数えなので間違っていたら申し訳ありません。)

2回目接種数に対する死亡率は:0.00082%

さらに下がります。

 

季節性インフルエンザ 死亡数/接種数 (2018-2019) だと

0.000011%

今度のコロナワクチンよりは2桁低い、ただし、こちらはワクチンが原因だと特定された件数です。

季節性インフルエンザワクチンの「接種後に死亡した人数」にすると、桁が上がるかも。

増えることは間違いありませんが、統計がないのでどの程度コロナワクチンの死亡数(率)に近づくかは、何とも言えません。

 

一方で、日本では年に130万人くらいは死ぬので、

コロナがあろうがなかろうが、死因や年齢に関わらず、年間に死亡する人の割合は

1%程度

まだワクチンは始まって3か月程度なので、これから接種数も接種後の死亡数も増えるはずですが、さすがに死亡数が9か月で500倍になるとは考えにくいので、データからはコロナのワクチン打った人の方がはるかに死ににくい...。(あくまで1年以内では。)

総人口に対する接種率が100%に近づけば、接種後の死亡率も1%前後にどんどん近づく理屈です。

既に約2000万人接種済だから、接種者の内、1年以内に2万人くらいの死亡は「特別なことではない」と考えることができます。

当事者やご家族はそう考えられるわけはないので、あくまで数字の上では。

しかも、全く無関係に死んだと判断されて報告されない人はカウントできないので、数字遊びのようなものではあります。

 

統計的には、コロナ感染・発症・重症化・死亡のリスクどころか、「普通に生きてても死ぬ可能性」より、「ワクチン接種後死亡」のリスクの方が低いようですが、

死亡者のなかから、「ワクチンを打たなかったら死ななかった可能性が限りなく100%に近い」人を少しでも早く特定して、高リスク群を説明することは必要だと思います。

今はほとんどすべての報告例を「評価不能」としてますから。

むやみに「ワクチン打って死ぬ人がいるぞ」と恐怖を煽るのも良くない気がしますし、「ワクチン打たないなんて公共心はないのか」と社会的に圧力をかけるのもダメだと思います。

接種当初は無理でも、その時点までで明らかになったリスクは可能な限り明らかにして、理解させた上で、「接種を自分が選択できる」状況を作らないといけない気がします。

 

ちなみに不謹慎ですがロト6の1等当せんの確率は

0.000017%

です。