東北楽天×2-5○阪神

連敗しませんねえ。
今日は出場選手全員三振という珍記録も作りましたが、負けなければOKでしょう。

交流戦6カード目で、2連戦の第2戦は全勝。
全ての面で圧倒して勝っているわけでも、勢いに乗って連勝を続けて、連勝が止まれば連敗するというわけでもなく、「なんとなく」勝っている感じです。

やはり強いのでしょう。

5番をどうしようとか、先発のコマが足りないとかいろいろと問題はありますが、6月ともなれば調子を崩す選手も、怪我をする選手も出てくるのは仕方ないでしょうし、それを補える選手が出てくるところが、今年のチームの好循環を物語っています。

昨日の敗戦の中でも非常にいい感じでバットが振れていた藤本選手は今日も2回2死から貴重な先制打でした。
低いライナーで外野を抜ける、好調時の藤本選手の弾道でしたね。
金本選手もとどめの3ラン。甲子園ではずいぶん風で損していますが、相変わらず遠征先で強いですねえ。


今日のMVP
攻撃
桧山選手(3)
2回は上園選手がピンチを凌いだ後、先頭打者で出塁し、先制のホームを踏みました。
3回には2死後に出塁した金本選手を3塁打で返しました。
今季はずっと好調を維持して、今日現在の打率は.366。
常に4打席で勝負できるわけではない中でこの数字はすごいです。
今年は特にバットを一握りあまらせて、ホームランを捨てつつ、ボールに逆らわないバッティングが目を引きます。
昨年、一昨年と二年連続で打率1割台で、昨年のオフには引退報道まで出てましたが、見事な復活劇です。

守備
野口選手(1)
調子の上がらない先発の上園選手を良く引っ張りました。
5回まで毎回の7被安打、1四球。毎回ピンチの連続を結局5回の本塁打による2点だけに抑え、相手にリードを一度も許しませんでした。
球威も140km前後、変化球も制球が必ずしも万全とはいえない中で、上下、左右、緩急の出し入れで苦心のリードのように見えました。

打席は3打席連続空振り三振と、ボールが見えていない状態ですが、それを補って余りあるリードだったように思います。
若手投手の専用捕手になっているわけですが、特にリード面で毎回いい仕事をしていると思います。



その他の試合

北海道日本ハム×2-3○広島東洋
埼玉西武○2-1×横浜
千葉ロッテ○5-4×中日
オリックス×2-4○読売
福岡ソフトバンク×0-3○ヤクルト


今日はセ・リーグの4勝2敗でしたか。
3位を争う3チームが全部勝ってますね。

ダルビッシュ選手は不運。
121球で3失点完投なら、責任は充分果たしています。
おまけに9回に打球が腰を直撃...。ツイいてない時はそんなもんでしょうか。

広島ルイス選手が8回13奪三振で8勝目。
彼に怪我がない限り、事実上最多勝と最多奪三振のタイトルは決まってしまったようですね。
中4日で投げ続けられるわけですから、防御率は別にしても積み上げ型のタイトルは圧倒的に有利ですね。

西武はブラゼル選手の2ランの得点を、石井(一)-許-岡本(真)-グラマン選手とつないで1点差で凌ぎきりました。
ここも強いです。
良く阪神は連勝できましたね。

中日はらしくない試合が続いています。
今日も安打数ではロッテを上回りながら1点差負け。
守りのミスが出るなど、やっぱりらしくありません。
阪神から見ればありがたいことですが。

ヤクルトは石川選手から林選手への継投で完封リレー。
盗塁を絡めてそつなく得点しています。
青木選手も戻ってきて、3位争いは更に熾烈になりそうですね。


今日終わって

阪神
中日 6.0ゲーム差
広島 3.5ゲーム差
読売 0.5ゲーム差
ヤクルト 1.5ゲーム差
横浜 8.0ゲーム差

です。