自ら死を選ぶことに関するニュースが目に付きます。
自分で死ななくても、人間必ず一度は死ねるのに。

私自身は幸いなことに積極的に死を望むほど追い込まれたことはありませんが、「死ぬ気になれば何でもできる」というのは、いかにもそうでない立場からの物言いだと思います。
「頑張れ」という言い方はものすごく無責任で、何の励ましにもなっていないことにも気付くべきでしょう。
頑張らないほうがいいときもあるんですよね。

「何でせんでええ苦をするの。
今がいややったら、逃げたらええやんか。」

第3巻 第32話のかのこねえちゃんの言葉です。
そう。時と場合によっては逃げればいいんです。

「ぼく、知ってんで。
こうゆう時は笑うんや」
これは第3巻最終話の二太くんの言葉です。

ある意味(常にではないですが)座右の銘です。
西原さんには生きていく上でたいせつなことを教わった気がします。

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