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ず、生地に何を入れるか…ですが…

熊八流は、至ってシンプルで、

挽き肉
玉葱
生パン粉


コショウ
ナツメグ……です。

「挽き肉」
通常は、牛と豚の合い挽きですかねぇ。

普通に売ってる、合い挽きで大丈夫ですが。

牛と豚の比率は、牛の方が多いって言う程度で、あまり気にしません。

合い挽きの良いところは、牛肉だけで作るより、豚肉が入った方がうま味が増します…

まぁこれは好みの問題ですねぇ~

後は、ご予算的に、合い挽きの方が安上がりです。

おすすめは合い挽きですが、牛、豚、鶏、羊等の挽き肉でも美味しく作れます。

ここで重要なお知らせです。
ハハハ

ハンバーグをジュースゥィーに仕上げるには、肉の脂が重要です。

赤身の肉より、脂の多い肉を使った方が、パサパサ感を抑えることができます。

肉売場に置いてある、牛脂(ただの奴)をきざんで入れる作戦もあります。

「玉葱」
ハンバーグに入れる玉葱は、炒めます。

生玉葱でも、出来ますが、玉葱が生ですと、他の材料と混ぜ、塩が入ると、塩の脱水効果で、玉葱から水分がでてしまい、生地が水っぽく成ってしまうことがあります。

玉葱を炒めることで、水分をとばし、味を濃縮させることができます。

また、玉葱は、加熱することで、甘みが10倍近く増えます…

正しくは、増えるのでは無く、辛みが、甘みに変化するらしいですが、とにかく甘く成るんです。

この甘みを、充分に引き出すには、予め炒めておいた方が良い…と言うことです。

「生パン粉」
パン粉は、生パン粉か、食パンをすりおろして、パン粉状にしたものを使います。

「卵」
卵は、全卵を使いますが、目安として、挽き肉が200g以下なら、卵黄だけにするか、全卵を溶いて、半分使うなどして量を調整しないと、バランス的に、卵が多すぎると思います。

目安として、挽き肉600gくらいまでは、全卵1個で大丈夫だと思います。

「塩、コショウ、ナツメグ」
塩は、普通の塩で大丈夫ですが、アジ塩ですと、塩分が違いますから、本などと同じ分量では、味か足りないことがあります。

コショウは、白コショウの方が使いやすいです。

ナツメグを入れると、突然、お店の味に近づきます。

目安として、コショウと同量を入れる感じです。

一応、目安となる分量を書きますと…

挽き肉…500g
玉葱…1個
生パン粉…適量
卵…1個
塩…小匙2~
コショウ…小匙1~
ナツメグ…小匙1~

あくまでも目安です。

大きめのボウルに、材料を入れたら、よく混ぜます。

ポイント1
ハンバーグの生地は、混ぜると言うより、練り込む感じです。

挽き肉の粒が、わからなくくらい、力を入れて、握りつぶす様に錬り込んで下さい。

この時、玉葱のみじん切りが粗いと、よく混ざりませんので、玉葱は、できるだけ細かいみじん切りにしておいて下さい。

ボウルや、指に、白い脂が付くように成るまで、よく生地を練って下さい。

つづく…