新垣結衣主演の話題作、予告を見た時はこれまでのイメージ脱却を狙っているのだろうけどどんな結果?って部分が気になっていた本作。新垣結衣もドラマでは代表作がいくつもある印象ですが映画だと代表作って?って感じで本作がソレに当てはまったのか?って部分も気になってました。
他人には決して理解してもらえないであろう性癖をひた隠しに生きて来た夏生(新垣結衣)。自ずと人付き合いも少なく孤独を感じる毎日を送っていた。しかし中学生の頃に同じ性癖を持つのでは?と思っていた佳道(磯村優斗))が町に戻って来て・・・
新垣結衣、うつろな表情がいい感じでこういった役もいけるんだと一応は成功しているのかなって印象。ただ「水フェチ」が全く理解出来なくて困った!誰にも理解出来ないモノにしたことが作者の狙いなんでしょうが映画としては正直微妙でした。「誰にもバレない様に無事に死ねるために生きている」や「あなたが信じなくても私はここに居ます」などなどその孤独がどれほどのものかと云う部分は考えさせてくれますが正直、彼らが指す「普通」である自分達もそれなりに「人と違う事」については気に掛けているし、孤独を感じる部分もあるんだけどな~って思いました。
自分としては否定はしないけど、理解出来ない、、、じゃなくて理解する必要性を感じない。それを非難されるのならば何か違うような気がしますし、徳永えりがいい感じに演じていた上から目線で判ったふりだけはしない様に気を付けなくてはと感じました。
「正欲」 オススメ度 ★★★





