コレは配信サービスに来るのを待ってたヤツ！なんだかんだ言いながらドラマ版を毎週楽しみに見てました。何と云っても先ずは主演の鈴木亮平の好感度が半端なくって♪この作品の医師役の役作りが共演者からやり過ぎだとか、自分達が手抜きをしているように思われるとかそういったニュアンスのエピソードを聞いてその真摯な姿勢にまたまた好感度アップしちゃいました。あの大きながっしりとしたがタイでの医歯役はかなり違和感はあるんですが淡々とした台詞回しがその辺りを見事に中和している感じで上手いんじゃないって思ったし、例の○○仮面の時から大好きな役者さんの一人です♪
TOKYO MERが運用を開始して2年、都知事直轄機関と云う事を良しとしない厚生省大臣は新たにYOKOHAMA MERを創設し赤塚都知事の立場を追いやろうとしていた。そんな中で横浜のランドマークタワーで火災が発生する。現場では東京と横浜、それぞれのMERの合同救命作業が行われるが展望台に残された人々のもとに向かおうとする喜多見（鈴木亮平）に対しYOKOHAMA MERのチーフドクター鴨居（杏）は待っていなければ救える命も救えないとしてそれを拒否するのだが・・・
監督がドラマ版演出と同じ方らしくド安定な面白さ♪オープニングの航空機火災で掴みはOKって感じでおなじみのメンバーたちそれぞれに見せ場を配してました♪だからこそ新鮮さと云う点では弱い部分はありましたが中条あやみ演じる弦巻と新人君を絡めたエピソードは予想外でした、あとは再び夫婦になった喜多見と千晶の究極の選択がヤバすぎ♪メスを握った彼に思わず、やめとけ～！！！って固唾を呑んじゃいましたｗｗｗ
自治体を悪者にしないお話も上手く練ってあるなって感じだし、手当てを受けていた横浜隊員がそれを振りほどいて現場に赴く辺りとか、パニックになった大人が中学生たちに諭されるくだりなどなどグッとくるエピソードもあってドラマ版の面白さも濃縮されている印象がありました♪お馴染みの脇の配役も鶴見慎吾や渡辺真紀子がドラマ版から見ていると小気味いい♪一推しの要潤の活躍が若干物足りない印象はありましたしドラマ版と同じでツッコミどころも多々ありますがトータル満足度高い映画版でした♪あと、お決まりの「死者は、、、ゼロです」って報告する女の子の「貯め」がドラマ版から上手くなっているように感じられてソコも良かったですね～♪
「劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」 オススメ度 ★★★
