総理の夫 | バツイチアラカンオヤジの映画日記

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観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!

軽く笑える作品ないかな~とHDを眺めて見つけたヤツ!中谷美紀と田中圭の取り合わせもちょっと興味が湧きました。wikiによれば原作者の政治に対する憤りや皮肉や理想が込められているとあったのでその辺りも楽しみにしつつチェックです♪

財閥の生まれながら鳥類学者の道に進んだ相馬日和(田中圭)の身辺は北海道にフィールドワークへ行っている間に激変した。それは妻であり少数野党の党首を務めていた凛子(中谷美紀)が連立政権の誕生により日本初の女性総理になったことで以来、日和は総理の夫としてこれまでとは一変する日常を過ごすことになって・・・

酔いながら書いているのでぶっちゃけ書くと、何なの?これまでの「なれ合い政治」を肯定してんじゃないの?って観終わって感じたから。それはベストなキャスティングの岸部一徳の終盤の「私が総理の椅子に座るにはまだまだ頑張ってもらわなくては」みたいなセリフから強く感じたから。結局、国民にとって「やるべきこと」「やらざるべきこと」推し進める事が行動原理ではなくて第一義は政治的バランスをとる事であって前述の「やるべきこと」云々はそこに乗るか乗らないかだけで取捨選択されると云う事が当然のこととして描かれているように感じ取れたんですよね。それが期待していた「憤りや皮肉」から真逆に思えてホントに不満が残りました。ラストも「産休」じゃダメなの?って思いますしね。

そうは云っても中谷美紀は相変わらず美しくてそれだけでも観た甲斐はあったかも♪特に凛子のキャラや立ち振る舞いが「電車男」の「エルメス」に通じてるように思えてそこだけでも良かったですし、夫を呼ぶ「日和くん」にもう「電車男」の「エルメス」を思い出しまくりでした。

お話し的には不満の残る作品でしたが中谷美紀の美しさを久々に目に出来てソコは良かったです♪

 

「総理の夫」 オススメ度 ★★

 

 

 

 

 

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