予告編を見て面白そうと予約録画しといたヤツ!コレはかなり見応えがありました♪ラストのスピーチでどう締めるのか?が想定外で、でもこれが現実なのかと思いましたしラストショットの彼の表情がインパクト大でした♪
10年前、紛争の絶えないエリトニアから戦争孤児としてアメリカのエドガー夫妻に養子として迎えられたルース(ケルヴィン・ハリソン・JR)も既に高校生。スポーツ・学業共に優秀な成績を残している彼は学校を代表する優等生となっていた。しかし課題として彼が提出したレポートに歴史教師ウィルソンはある疑念を抱き始めて・・・
どう云う構図でどんな展開かも予測がつかなかったので見応えありました!「期待」に応える為の重圧はそれはどの親子でも同じことだよと云いたくなりましたが彼の場合は「黒人」の先人たちの期待もかかり二重の苦しみなんだな~って感じましたね。その為には「箱の中」にわずかに差し込む光に当たる様に更に努力を求められる。そんなウィルソンの言葉を撥ねつけるラスト、「スピーチ」が待っているのかと思いきや、ランニング中のあの表情はそのセオリーに甘んじて「特別な黒人」で居続ける為に突き進むしかないと観念したように見えて悲しかったです。
「ルース・エドガー」 オススメ度 ★★★