そして、バトンは渡された | バツイチアラカンオヤジの映画日記

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観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!

着実にスッテップアップを図っている感の永野芽衣主演の昨年の話題作。CSや動画配信サービスより先に地上波でお目にかかったのでつかさずチェックです♪永野芽衣ちゃん、朝ドラの時はどうしてこんな若い子に女性の半生を演じさせようとするのか?無理があるよな~と思いながら見てましたが、最近の活躍は凄いですね♪役柄の幅も増えている様子でこれから楽しみな女優さんになりました♪

高校3年生の優子(永野芽衣)は父親・壮介(田中圭)と訳あって2人暮らし。優子は在る理由から「辛い時こそ笑顔」を実践しているがそれが誤解を生みクラスでは浮いた存在でその流れで卒業合唱の押し付けられた。一方、小学生の「みぃたん」の家では父親・秀平(大森南朋)が再婚し新しい母親・梨花(石原さとみ)がやって来て・・・

序盤での「みぃたん」「梨花」「優子」「壮介」がどうつながるのか?って云う謎がいい感じに効いていて、時系列を整理するとどうなるんだろうとあれこれ想像する楽しさはありました。そしてそれとは別で演者さん達がいい感じで、特にみぃたん」役の子役の子と石原さとみ、永野芽衣と田中圭の疑似親子のやり取りが見ていて微笑ましかったりホッコリできたりでますま謎の答えが気になってくる演出は映画としては良かったと思えました。

ただその「謎」の答えがだいぶ受け入れがたくって、そんなに簡単な答えで繋げる?って云うのの後に「それはちょっとあり得ない」と感じられる「答え」も登場してソコはかなり残念なモノでしたね。結婚式のシーンで「結婚」が目的ではないと匂わされてはいるのですが、それにしても「手放したくない故に」ってのは共感出来なくて泣けなかった、梨花のそこまでの想いに至る理由を描いてもらえれば少しは違ったのかもしれません。

それでも永野芽衣と田中圭のやり取りに石原さとみの得意系なキャラと善人しか登場しないので観て損はしたまでは行かなくって、正にキャスティングの勝利って作品でした。原作では共感できるのか?ちょっと気にはなるので読んでみようかなと思います。

 

「そして、バトンは渡された」 オススメ度 ★★★

 

 

 

 

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