オールウェイズ | バツイチアラカンオヤジの映画日記

バツイチアラカンオヤジの映画日記

観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!

1990年公開のスピルバーグ監督作品。当時はスピルバーグに「激突」「ジョーズ」や「未知との遭遇」やインディアナ・ジョーンズ・シリーズの様なド派手だったり痛快だったりハラハラ出来たりする作品を期待していたのでチョット食指が動かなかった本作。それでも観てみれば中々の感動があったのを思い出して久々にタイトルを見掛けて録画予約しといたヤツを多分20年くらいぶりの再見です。

操縦の腕は一流の消防飛行士ピート(リチャード・ドレイファス)は森林火災の消火活動で度々行う無謀な飛行を彼女のドリンダ(ホリー・ハンター)にいつも咎められていた。そんな彼女を安心させるべく危険な第一線から身を引き親友のアル(ジョン・ゴッドマン)が開校する消防飛行士養成学校の教官になる決心をしたピートだったのだが・・・

50を過ぎたこの歳になって再見してみると、メッチャいい!!!オッサンとオバサンの純愛と友情!♪序盤で描かれるドレスプレゼントのくだりの幸せ感⤴⤴⤴にドリンダの美しさ♪ジョン・グッドマンの演じるアルのいい奴ぶりも半端なくて、中盤でアルがドリンダと再会するくだりでのアルが叱咤激励する様はボロ泣きさせられました(T_T)あと、ピートが離陸する前の一幕も良かったですね~♪エンジン音にかき消されて「愛してる」が届かない、ドリンダが気付かず振り向かない様は本作のキーになる部分で本当に印象的でした♪それから火災上空を飛ぶ飛行シーンも臨場感抜群で中々の見応え!笑顔からのエンジン爆発に至るくだりも見応え十二分でした♪

オードリー・ヘプバーンの「上位の人外感」は流石でオーラが半端ない♪「守護天使」が人々の「インスピレーション」の源だったって設定も面白くもあり悲しくもあって♪スクールバスドライバ―のような細かいエピソードも印象的だし何よりピートがテッドの「守護天使」となる展開、愛するあまりの「俺の女だぞ」ってセリフが切なすぎました。また楽曲「煙が目にしみる」の使い方が上手くって二つのダンスシーン最高でしたね♪

本作のオリジナル「ジョーと呼ばれた男」の脚本があのダルトン・トランボだってのは驚き、どんな内容だったのか気になりました。ただドリンダが飛ぶクライマックスは昔の映画では考えにくいし本作でのオリジナルなんでしょうね。てっきりテッドの危機を救うものだと思っていたので予想外でしたが「愛した女性だからこそ幸せに生き続けて欲しい」ってピートの心情が際立って良かったです♪最後になりましたが主演のリチャード・ドレイファスは文句なし!ピートの様なキャラはホントにしっくりときます!「ジョーズ」や「未知との遭遇」は大好きで何度も繰り返し観ているので必然的に好きな俳優さんリストに入った俳優さん。wikiに近影としてスッカリおじいちゃんになったスナップが載せられてだいぶショック!ファンとしてはバリバリ現役の頃のスナップに是非、差し替えて欲しいなぁ〜!

 

「オールウェイズ」 オススメ度 ★★★

 

 

 

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