仁義なき戦い 頂上作戦 | バツイチアラカンオヤジの映画日記

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観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!

シリーズ4作目。これまでは第1作目こそ面白いとは思っていましたが、この歳になってようやくって感じでシリーズ通してメッチャ面白く感じられていてシリーズ最終作を迄観るのが楽しみになってきています♪本作では前作で描かれた神戸の明石組VS神和会の代理戦争となった広能組・打本組と山守組の抗争がどう決着をつけるのか?をワクワクもんでチェックとなりました♪

一般市民も巻き込み激化する抗争の結果、世間の非難が強まり警察も暴力団壊滅運動「頂上作戦」を発動し取り締まりを強化しはじめた昭和38年。打開策として広能(菅原文太)が選んだのはこれまで中立を通してきた広島・義西会のトップの岡島(小池朝雄)を仲間に引き入れる事だった。しかし山守組の武田(小林旭)も広能に肩入れする長老・大久保の動きを封じる手はずを整えていて・・・

広能も「オヤジ」運が悪いと云うか、「破門」って最悪の展開ですがようやく山守の呪縛から逃れられたと思ったら打本がまたのらりくらりでwww!明石組との兼ね合いでそんな打本を担がざる得ない広能、広能の忠告も聞かず山守を担いだ武田のお互いに苦心する様が面白過ぎです。武田らに拉致られた打本がベラベラと語っちゃう展開も爆笑もんなんですが山守に金を無心するくだりは大ウケしました♪

梅宮辰夫も相変わらず「本物」に見えちゃうし、インテリヤクザの走り的な武田役の小林旭もカッコよくって♪前作では病弱って設定だったけれど大丈夫なのかな?なんて余計な心配までしちゃいましたwww

自分の世代では「コロンボ」の声の人って印象が強い小池朝雄も貫禄十分だし、新たな役どころで戻って来た松方弘樹が哀愁漂う役どころで意外な一面を見せてもらえました♪黒沢年男が出演していたのは意外な感じでしたが「弾丸に青酸カリ」や広能を置いてきぼりにしての神戸突入のくだりでかなり目立ってました。もう一人意外だったのが八名信夫でてっきり川谷拓三関係でに出演だと思っていたら「ピラニア軍団」と「悪役商会」って全くの別物だったんですね。今まで一緒くたに認識していたので勉強になりました!

wikiによれば本来は本作がシリーズ最終章だった様で、もう激シブな幕切れ!明石組と神和会の手打ちによって梅宮辰夫演じる岩井が詫びを入れに来るくだり、そして広能と武田の裁判所の廊下での会話!hでではないんですがカッコ良すぎました!ただ一点悔やまれるのは山守が最後の最後までしぶとく生き残った事www懲役1年半って、そこでも広能の方がダメージが高かったってホントに悔しい!www

次作の完結編ではその辺り、巻き返してスッキリとさせてくれるのか!?楽しみです!♪

 

「仁義なき戦い 頂上作戦」 オススメ度 ★★★

 

 

 

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