恋妻家宮本 | バツイチアラカンオヤジの映画日記

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観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!

重松清原作の映画化って事で頭に残ってた作品、Amazonプライムでチェックです。主演は阿部寛と天海祐希。天海祐希の男前キャラは好きな部類なんですが映画って言うと代表作がパッとは思い浮かばないのでその辺りも興味ありました。

27年前、美代子(天海祐希)の妊娠をきっかけに結婚を決意した陽平(阿部寛)。その時に生まれた一人息子も結婚を機に実家を出て陽平と美代子ははじめて二人きりの生活を送る事になったのだが・・・
息子が結婚して家を出て初めて二人きりの生活を送ることになった夫婦、自分も離婚してなければこう言うシチュエーションに身を置かれることになっていたんだなって考えるとかなり興味深いお話でした。天海祐希が演じる美代子は相変わらずの男前キャラでしたが時々、悩める妻の様子も垣間見えていい感じでしたね、若い頃を早見あかりが演じていたのもイメージがピッタリ合ってた感じがします。阿部寛は変わらずの安定感、こう言う役どころはハマリ役って感じです。
あとから気付いたんですがコレ、「家政婦のミタ」で有名な脚本家・遊川和彦の初監督作だそうでそう云われればどこかドラマっぽい雰囲気に納得、唯一映画的に良い場面だな~って思ったのは終盤の線路を挟んでの夫婦の会話でした。ただあそこだけは笑いのオチは不要だったんじゃないの?なんて感じましたけれど。
いつでも「正解」を求める陽平の「戦争みたいに正しさと正しさはぶつかるけど、優しさと優しさはぶつからない」ってセリフは印象的でしたし、美代子に対峙してどんな言葉を掛ければよいのか?と悩む陽平の「正しい言葉、いや優しい言葉」って思い直すのもいい感じでした。
その他のキャスティングも結構豪華で菅野美穂の色っぽい役どころがいい感じでまたその旦那役が想定外で笑わされました(#^.^#)
全体的にライトな展開でしたが観終わった後の清々しさは中々のモノでした!
 
「恋妻家宮本」 オススメ度 ★★★

 

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