ピーター・バーグ監督とマーク・ウォールバーグ主演のコンビ再びって事で期待していた作品です！このゴールデンコンビの作品では「ローン・サバイバー」が一番お気に入りなんですがそれを上回るのか！？ってところが一番気になってました。で、本作は今までの様に実話ベースじゃないんですね、流石にネタ切れなのか？と思ったらWikiに拠れば本作で描かれた特殊作戦グループは実在する様子。冒頭で描かれた彼らの強襲作戦で「殺害許可」が躊躇なく承認される様を見ているとかなり背筋が凍ります(ﾟ∀ﾟ)
東南アジアの某国で大量の放射性物質セシウムの行方を捜索していたシルバ(マーク・ウォールバーグ)と彼の率いるチーム。だか確かな情報のもとに確保したコンテナからは銃器と贋作の絵画しか発見されず捜索は行き詰まる。しかしそこへセシウムの在り処を知ると証言する地元警官ノアが投降、アメリカへの亡命と引き換えに情報を開示すると持ちかけてきて・・・
もうオープニングの強襲作戦の描写が圧巻であっと言う間に引き込まれました♬対象者を鮮やかに拘束して歯形まで採取する徹底ぶりが逆にリアルで驚き！♬反撃され再度、拘束するもの情報漏洩を嫌って殺害許可を求める辺りも「実話」とは銘打ってないのだけれど、火のないところに煙は立たないって云うし怖い！怖い！(ﾟ∀ﾟ)
主人公シルバの嫌な奴キャラもいい感じ！手首の輪ゴムもいわくありげで気になります。彼の感じているプレッシャーを表している様子ですが、出来ればセリフだけでも輪ゴムの所以を知りたかったなか〜(o^^o)あと相方のアリスが何処で見たことある女優さんだと思ったら、なんと「ウォーキング・デッド」のマギーじゃないですか！ノーマン・リーダースはゲーム「デス・ストランディング」で毎日、ジェフリー・ディーン・モーガンは他の映画でちょいちょい見掛ける様になりましたが本作のローレン・コーハンは嬉しい驚き「ウォーキング・デッド」でも強い女性キャラでしたが本作のキャラもピッタリな感じでしたね！♪
クライマックスの空港への移送はホントに迫力のガンアクション満載って感じ！チームは事前に退職願を出し政府の人間としての身分を捨て拘束されるより死を選ぶって！！！もう「ブラック・ブライアー計画」そのものでテンション上がりました！♪それにしてもラストで明かされる真実は「そう来たか～」って感じ！「途切れぬ報復の連鎖」、ピーター・バーグ監督の「キングダム/見えざる敵」を彷彿とさせる作品でした。
本作は米国では酷評を受けた様ですが判る様な気がしますね。例えフィクションであろうと自国がしてヤラレル結末は受け入れられないんでしょうね～(^^;)
「マイル22」 オススメ度 ★★★
