ジェームズ・キャメロン監督作品でも個人的ベスト3に入ってる懐かしい作品をひさびさに鑑賞！
てか、「エイリアン2」「アビス」「ターミネーター2」「ランボー/怒りの脱出」脚本、辺りの時期がキャメロンの最高潮期だと思ってます。「アバター」も面白かったですがオジサン的には上記の作品には及ばず、「タイタニック」に至ってはキャメロン、どうしちゃったの？ってのが本音ですwww
海底油田の深海採掘基地ディープコア近海で米国原潜が遭難した。海軍はディープコアに救助の協力を要請、作業員のバッド(エド・ハリス)らは送り込まれてきた特殊部隊シールズのコフィ大尉(マイケル・ビーン)と共に原潜の沈没地点に向かったが・・・
ざっくり言ってしまえばキャメロン版の「未知との遭遇」なんですが、それに第二のキューバ危機を加味してサスペンスフルに仕立て上げてます。また3人のメインキャラ、バッド、リンジー、コフィ大尉の描き方が上手くってそれぞれの心情がひしひしと伝わってくるんですよね～♪
ディープコアに戻って来たリンジーの笑っちゃうくらいの嫌われぶりに、そのリンジーを愛してやまないバッド、トイレの指輪回収のくだりがメッチャ微笑ましくてｗｗｗあの指輪もしっかりと後で役に立つ辺りも良く出来てます(#^.^#)また悪役として登場するコフィ大尉も実は自身の信じるものを頑なに守ろうとする男だってのがよく理解できるように描かれていて終盤のフラットベットが圧潰するくだりは悲哀を感じずにはいられません。
冒頭の原潜沈没や海上からディープコアめがけて落下するクレーンのくだり、ディープコアへの浸水等スペクタクルな描写も満載で見応えあります。ただこの作品で大好きなのは浸水する潜水艇内でのバッドとリンジーのやり取り、そして常軌を逸した決断にディープコアに帰還してからの蘇生シーンがとにかくグッときます！エド・ハリスの熱演が最高なんです！♪
そして6000ｍのアビス＝裂け目にバッドが落ちていくくだり！光も届かない暗闇に落ちていく描写が秀逸！「片道切符は覚悟の上だ」ってセリフは何度観ても泣けてきます。またバッドが命を懸けて行う任務の描写でケミカルライトのせいで色が判別できない演出も監督の思うつぼって感じで結末を知っているのにハラハラ出来て最高です(#^.^#)
とにかく未見ならば一度は観て欲しい一本、絶賛オススメできる作品です！(#^.^#)
「アビス」 オススメ度 ★★★★
