ヘレディタリー/継承 | バツイチアラカンオヤジの映画日記

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観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!

ただのB級ホラー映画だと思っていたら「直近50年のホラー映画の中の最高傑作」とか「21世紀最高のホラー映画」って絶賛されていたと知りハードル上がりまくり、でも2018年の公開時にそんなに話題になってたかな〜って?思いも頭に過りつつ先ずは観てみないと判らないって事で鑑賞です(#^.^#)

ミニチュア模型アーティストのアニー(トニ・コレット)は不仲で疎遠だった母親・エレンを亡くした。解離性同一性障害を患っていたエレンの死はアニーの家族らに悲しみよりも平穏を予感させるものであったがエレンを慕っていたアニーの娘・チャーリーだけは唯一強い不安を漏らした、、、

タイトルに継承ってあるし何かありそうなインパクトのあるルックスからきっとチャーリーが祖母の地位を継承する展開と思い込んでいたので想定外に進む物語はかなり楽しめました(#^.^#)冒頭の葬儀のシーンや鳩の首のくだりでのチャーリーを見守っている者達の存在やアニーの父や兄の死に様から呪われている一家って感じさせる部分もいい感じです♪そんな感じで祖母から見込まれていたチャーリーが、、、と思い込んでいたのであの展開はかなりの衝撃でした♪コレって確信犯的なミスリードなんですかね?それともミスリードされたのは自分だけですかね?www

先が読めなくなってからもアニーの「流産」や「夢遊病」のエピソードや事故の再現ミニュチュアとホラー映画としてなかなかワクワク出来る材料を盛り込んでくれます。壁に掛かれた小さな文字も意味は解らないにしてもアニーが無意識に書き込んでいたように感じとれるのがいい感じ、屋根裏部屋のアレももしかしたらアニーが?って疑念を抱かせる演出も面白いです。

屋根裏部屋でアレを発見してからのホラー描写も結構ツボでした、あの首をギコギコするくだりはなかなかショッキング♪全体的にはゴアなシーンはごくわずかですが全編に漂う不穏な雰囲気、理解できない不気味さにジワジワ怖さがこみあげてくる感じの作品でした、自分的には「直近50年~」「21世紀最高~」とまではいきませんが予想外に楽しめたホラー映画ではありました(#^.^#)

 

「ヘレディタリー/継承」 オススメ度 ★★★

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