タイトルは聞き覚えがあったんですが今まで未見だった作品です。
多分、「要塞」と云えば「ナバロンの要塞」でその後発のパクリっぽい作品ならば観る必要ないかな?とスルーしていたんだと思います。
そしたら主演はカーク・ダグラスにリチャード・ハリスでナチス占領下のノルウェーで秘かに進められていた原爆の材料「重水」を製造施設を破壊すると云う実話ベースの面白そうなお話でした(#^.^#)
第二次大戦下のノルウェーでナチスが密かに大量の重水を製造していることを突き止めたレジスタンス。彼らはオスロ大学ロルフ(カーク・ダグラス)教授にこの情報を伝えロルフは連合国の判断を仰ぐためにレジスタンスと共にイギリスへ向かった。ロルフの予想通り大量の重水はナチスが原爆開発を進めている証拠と判断され重水製造工場の破壊作戦が実行されるが・・・
実際に実施されたガナーサイド作戦を題材にした作品の様です。カーク・ダグラスの役どころが大学教授なんですが機雷の処理を率先して行ったり、破壊工作の先陣を切って活躍するなどかなり破天荒なキャラクター、今の作品ならばリアリティーが無いと一笑されそうですがカーク・ダグラスがやっぱりカッコいいんで違和感を忘れてしまう感じですね(#^.^#)
ロルフ教授が再会する協力者の女性の正体がかなり爆笑、その上口説いちゃう辺りはジェームズ・ボンドを意識したキャラクターだったのかもしれないと想像させました。また、その女性も結局その気があったりしてと結構、ニヤリとさせる展開もありましたね。
90分を経過する頃にあっさり潜入、破壊工作成功って展開に驚きましたがそれは邦題が悪かった様です。「ナバロンの要塞」がヒットしたのでこのような邦題を付けたんでしょうね((+_+))クライマックスの爆発目前の展開も結構ハラハラ出来ますし、映像的にも予想外な迫力がありました。列車に轢かれそうになる少女を助けるシーンはヒヤッとさせてくれました。まぁ、1度見れば自分的には充分ですがなかなか楽しめた作品でした!(#^.^#)
「テレマークの要塞」 オススメ度 ★★★