随分昔に一度観た覚えがあるんですが殆ど忘れているので再鑑賞です。意外だったのがこの作品が1974年公開だったって事。白黒作品なのでとても古い作品だって思い込んでいたんですがウィキペディアによればある理由から白黒作品になったんだとか。以前、観た時はまだ自分は親と云う立場ではなかった事もあってか主演のテータム・オニールのとてつもないキュートさを見過ごしてたようです。
大恐慌の吹き荒れる1930年代のアメリカ。寸借詐欺で生計を立てるモーゼ(ライアン・オニール)は交通事故で亡くなった恋人の葬儀で彼女の娘・9歳の少女アディ(テータム・オニール)と出会った。一儲けしようと近隣に身寄りのないアディをミズリー州の叔母の元へ送り届けると買って出たモーゼ。恋人の事故の原因になった飲酒運転の兄弟からまんまと200ドルをせしめたモーゼは役目を終えたアディを列車に乗せ厄介払いしようとするが・・・
テータム・オニールが兎に角キュート!笑顔は勿論、鏡の前で写真のママと同じポーズをとってみたり形見の宝石を当ててみたり、女の子らしく見える様にと付けられた大きなリボンにしかめっ面するくだりも最高に可愛らしいです(#^.^#)
モーゼの聖書売りつける手口は喜ぶ相手もいてちょっとホンワカできるから不思議、アディも覚えて実践する両替を繰り返してお金をだまし取る手口は高等テクニックwwwメモを取って理解しようとしましたがいくら騙し取ったのか良く判らなくなっちゃいましたwww
親子???水入らずの関係に突如現れる美女?トリクシーを追い払うくだりもほのぼの、モーゼが怒りに任せて間違いを起こさないか心配になって駆け付けるアディがやっぱり可愛いです(#^.^#)
トリクシーに散財させられた後、盛り返して儲けようとするくだりはハラハラドキドキ、トラックを賭けて見せたモーゼの意外な強さがカッコよかったですね(#^.^#)
ロードムービー故にラストは目的地に着いてしまいますがその後の展開もいいですね。自分的には二人は親子で間違いないなと思えたラストでした(#^.^#)
「ペーパー・ムーン」 オススメ度 ★★★