明けましておめでとうございま~す(^∀^)/
遂に2016年が始まりましたねぇ~♪
ということで今年最初のRosカレンダーはこちら↓

申年だけに「PLANET OF THE APES/猿の惑星」に登場したセード将軍になります(笑)
甲冑の質感等、学ぶところの多い逸品ですね(゜▽゜))))
ではさっそく本題といきますね!
こちらは1985年に製作されたアメリカのホラー映画「バタリアン(原題:The Return of the Living Dead)」でのワンシーン。
ティーナは帰りの遅いフレディを捜しに彼の職場を訪ねた↓

すると蓋の開いた奇妙なタンクを発見する↓

酷い臭気を放つタンク↓

恐る恐る中を覗くティーナだったが↓

背後に何者かの気配を感じ、振り返った彼女は絶叫することとなる↓

そこにはコールタール塗れになったゾンビ“タールマン”が立っていたのであった!!!

今回紹介しますアイテムは久々の“タル子”物ですよ(^∀^)/
映画ではこの後、ティーナが逃げ遅れてタールマンに襲われそうになります↓

そこへ仲間が駆け付けるのですがスーサイドの頭目掛けてタールマンが飛び掛かって来るんですよね↓

以前制作したオバンバに引き続き、今回このシーンのタールマンを模したキットを入手しました↓

それがこちらになります↓

バリ取りなんかはもう歯医者さんの気分でしたよ(笑)↓

そしていきなりですが完成した物がこちら~(^∀^)/
「バタリアン」に登場したタールマン“グリーディー・バスト”になります↓



全体にクリアーで厚くトップコートをすることによりヌルッヌルのテッカテカ仕様に仕上げました↓


さて、ここで何故“Greedy(欲張りな)”バストなのかと申しますとその理由は回してみると分かります・・・( ̄∀ ̄)ムフフ。
先ずは左側から↓

お気付きでしょうか??なんとオバンバ捕獲シーンが再現されているんですよ~(^▽^)/


続いて右側↓

こちらにはなんと薬品を目にかけられ視界を失ったフレディがががががっ!?((((゜Д゜;))))↓


口元にはラテックスにアクリルのピンクを少量混ぜた物を塗布↓

そして口から吹いたアワを再現しました↓

更に後ろ側もこんなことにににににっ!?((((゜Д゜;))))↓

「バタリアン」好きな方はもうお分かりですよね??
はい、映画冒頭でフランクとフレディが面白半分で触れたこの“トライオキシン245”タンク・・・↓


この中にコールタール漬けで冷凍保存されていたタールマンまで再現されているんですよ(爆)↓


※上からウェザリング処理したプラ板を貼って小窓を演出してあります。
また今回、目は塗装で行こうかと思ったのですがもうちょっとリアルにするべくカスタムすることにしました(^З^)/

初めはドールアイと置き換えを考えるも大掛かりになってしまう為、虹彩のみ制作することに・・・(^^;)
先ず適当な当たりを付けて虹彩部分をスライスします↓

ここで奥行のある瞳孔を再現する為に中央を少し削っておくのがポイントですよ↓

次に2種類の径のポンチを使って虹彩と瞳孔部分をくり抜きます↓

※素材は普通の紙でもなんでもオッケーです。尚、今回は虹彩(径12ミリ)×瞳孔(径5ミリ)としました。
それに鉛筆で虹彩を描き、サッとブルーをひと吹き↓

この上をUVクラフトレジン液等で覆う方法もあるのですが今回はそれより失敗の少ない方法を取ることにしました(^▽^)
そこで登場するのがこのアクリル球(径18ミリ)です↓

これを半分に切って、キットに作った虹彩部分より気持ち小さく(虹彩よりは気持ち大きいぐらい)になるまでひたすら削っていく訳なんですがこれがなかなかの重労働だったりします・・・(^=^;)
↓

※左が削る前で右が削った物になります。
これを先に作っておいた虹彩にクリアー塗料等で接着するのですが今回は虹彩模様の浸食を懸念してUVクラフトレジンを仕様しました(^=^;)↓

※ちなみにオバンバの瞳もUVレジンで覆っております。
こうして虹彩部分が完成↓

最後にこれをキットに接着し、境目にクリアー塗料を流し込んで際を馴染ませたら作業終了です↓

この一手間で塗装よりは遥かにリアルな仕上がりになると思いますよ↓

奥行きのある瞳↓

やっぱりスタチューは眼が命ですね(笑)↓

ということでタールマン“グリーディー・バスト”の完成なり~(^Д^)/

「脳ミソくれ~」↓

正月早々、ギャラリーの一角が実に怪しいエリアと化してしまいました・・・(^u^;)↓

こんなマニアックなブログですが今年も「ひろ☆くまプレクション」を宜しくお願いしま~す\(^Д^)/