Captain BlackBear の航海日誌 -2ページ目

Captain BlackBear の航海日誌

猫のように気ままに…
あるいは海猫のように騒がしく…

この時節の植物は、わずかの間に季節がすすんでしまうようで…











「面白きほど植物の営みや紫陽花は咲き枇杷は色づき」






日本の真ん中にまで、でっかい高気圧がでてきたというのに、なぜこんな風が吹いたのだろうか。

月齢2.0




更衣の日が過ぎたというのに、春物とはいえジャンパーを着て合羽スボンを履くほどの宵であった。

夏宵いや、春宵のようであった。




「夏宵と呼ぶには寒き風吹きて二日の月は冴えて見えたり」







今年借りた家庭菜園の畑の隅に、いちじくの木が植えてある。

やっと疎らに出てきた葉に隠れるように、青い実がいくつかついていた。



そういえば、枇杷も冬に花をつけて夏に実るが、今はどんな形だろうかと思うのである。

あと五日で立夏である。





「畑畝を立てて汗拭く束の間よ立夏の空の青き無花果」