金額も、被害者の背景も何もかもちがう事案でしたが、共通点が一つ。
どちらも「師匠」と呼ばれる投資の神様のような人物が加害者側に設定されていたこと。
架空の師弟関係を作り出すことで抵抗しづらい心理状態を作るのだろうか。
投資ブームに参入しなければ損するような雰囲気を社会全体が生み出している。
その不安につけこんで「師匠」が手取り足取りアドバイスすると登場する。
「師匠」の言うとおりにしておけば働かなくても投資だけで生きていける。
閉塞感や不安感が蔓延している今の世は、救世主的な詐欺師が儲けやすい世の中かもしれません。