肉眼彗星となったスワン彗星の星図 | 久万高原天体観測館の星と自然日記

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スワン彗星(C/2020 F8)

 

話題のスワン彗星は日本では5月中旬にねらえます。
5月上旬の時点では明るさ5等、10度の尾があります。
5月中旬は明るさは約3等です。
星図の数字は明るさを表し、31は3.1等、34は3.4等です。

低空の北東の空のため障害物が無い場所を探してください。
薄明が始まる時間(3時30分)の星図をアップします。
このとき高度が数度です。少し時間をおくと空が明るくなるという条件です。
撮影のコツは長い尾から昇ってくる(だろう)ので、頭が出なくても尾の撮影を先にします。
その後薄明の中で頭を含めた全体を撮影しましょう。

 

尾が10度のイメージをしましょう。
北斗七星は全体が約20度です。
北斗七星のひしゃくでちょうど彗星を汲めます。

 

5月15日3時30分

 

5月20日3時30分

 

5月25日3時30分