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【超新星とは】
超新星は突然星が明るく輝く現象です(新星も同様ですが)。
星が新しく生まれるイメージとは逆で、星の最期の大爆発の輝きなのです。
1つの銀河で100年に数個出現していると考えられています。
星の大爆発には2通りが考えられます。
1つは白色矮星と連星になっている伴星からガスが降り積もり、白色矮星が重くなって大爆発(核爆発)をします。白色矮星がまさに木端微塵になります。
もう1つは、重い星が核融合が中心部で鉄を作るまで進化すると、鉄が一気に分解され中性子星になります。中心の圧力が無くなり周囲のガスが一気に中性子星に落下します。しかし中性子星に跳ね返され、その衝撃波で星が爆発(重力崩壊)します。
*ポイント:超新星は「核爆発型」と「重力崩壊型」の2つがあります。
SN2014Jは白色矮星の核爆発型であることがスペクトル観測で確認されました。この核爆発による超新星は「Ia型超新星」(いちえーがた ちょうしんせい)と呼ばれます(分類されます)。その明るさは太陽のおよそ100億倍。とてつもない明るさなのです。
さらにM82銀河は距離が1200万光年と近いため、SN2014Jは我々から明るい超新星として見ることができます。
*ポイント:SNとはSuperNova(超新星)の略です。2014は発見年、Jはその年の発見された順番です。SN2014A,SN2014B,SN2014Cと続きます。
*ポイント:SNとはSuperNova(超新星)の略です。2014は発見年、Jはその年の発見された順番です。SN2014A,SN2014B,SN2014Cと続きます。
M82銀河のお隣M81銀河は1993年3月下旬に超新星が発見されました(SN1993J)。この超新星は重力崩壊型で約10等級まで明るくなりました。非常に明るいため観望会で観察できました。
本日1月25日は情報では約11等ですが、小型望遠鏡でも見えそうです。晴れていれば望遠鏡を向けて観察してみましょう。
本日1月25日は情報では約11等ですが、小型望遠鏡でも見えそうです。晴れていれば望遠鏡を向けて観察してみましょう。