この記事では、ワタシ的にしっくりくる星座石もご紹介しております。

人によって感じ方は様々ですし、いろんな分類法があるため、

文献によって違いもあります。

どれが正しいとか間違いとかではなく、石(と星)がお好きな方は

参考程度にお読み頂ければ幸いです音譜

 

 

 

2月:アメジスト

 

アメジスト(紫水晶)は、宝石としてもパワーストーンとしても

最もポピュラーな石と言えるでしょう。

市場に出回っている数が多いので入手しやすく、

カットされたルースも大きさやデザインが豊富で、お値段も手頃です。

原石は産地によって様々な特徴がみられ、種類が多いので

好みのものを探すのも楽しいです宝石紫

 

エネルギーとしては、とても穏やかで誰が持っても馴染みやすく

初めて買うにもオススメの石です。

知性に裏打ちされた、一歩引いた優しさを感じます。

主に浄化・癒しに関する作用があり、持っていると昂った感情を

落ち着かせてくれます。

正直、ワタシ的には2月(水瓶座)っぽいイメージはあまり感じないのですが(笑)

アメジストは深い愛の石でもあるため、自他の感情を汲み取ることがニガテな

水瓶座の方には、むしろ「必要な石」であると言えるのかもしれません。

 

 

水瓶座の人々は、冷たいワケではないのですが(そういう印象を与えがちなのは否めませんが…)

自分自身の感情を、どこか他人事のように眺めてしまうクセがあり、

そのため、他者の感情にも配慮が及ばない場合があります。

例えば、我を忘れて怒鳴り散らすようなヒトは、怒りの感情に吞まれ

自身と感情が一体となってしまい、区別がつかない状態ですが、

水瓶座の人々は、怒りの原因と、それによって引き起こされる感情を

別個のものと認識し、切り離して考えるため、物事を冷静に見つめることが

できるのです。

 

普段から心理分析をしているようなものなので、カウンセラーや研究者に

向いていますが、あくまでも分析対象として興味があるということであって、

自他の感情を生々しく感じないので、共感性には乏しいかもしれません。

そのため逆説的ではありますが、心理面に人一倍関心があるわりには、

相手の感情に配慮しない言動をとってしまうことが多いのです。

実は「感情」というものが何なのか、よくわかっていないからこそ、

惹かれてしまうのかもしれません。

 

 

感情とは、理由もなく湧いてくるもので、思考や身体の動きのように

自分でコントロールすることはできません。

「怒り」のようにアタマで考えてわかる(二次感情:自分でコントロールできる)

ものもありますが、「悲しみ」「楽しみ」など自然に湧いてくる感情は、

理由(原因)がわかっても、止めたり消したりすることはできません。

それはアタマ(思考)ではなく、「心」からやってくるもので、

人間が本来持っている大切なセンサーだからです。

自然に楽しいと思うことに惹かれ、自然に悲しいと思うことは避けようとする…

そうすればアタマで考えなくても、平和で穏やかな暮らしを続けることができるのです。

 

ある星の人々は、「感情」こそが様々な問題を引き起こす元凶なのだと(アタマで)考え、

自分たちの遺伝子を改変し、感情を消すことにしたそうです。

すると、その星の人口は減り続け、表面に住み続けられないほど環境は悪化し、

地下に避難しなければならず、種の存続も危ぶまれるほど壊滅的な状況に陥ってしまいました。

その星の人々は、失った「感情」を人間から学ぶため、地球にやってきており、

現在はだいぶ回復しているようです。

そのお礼として、人間に様々なテクノロジーを教えてくれたのが、彼らだそうです。

(水瓶座の人は、そういった存在と繋がっている方も多いかもしれません)

 

 

水瓶座は、誰かと親密になりたいと思いつつ、干渉されたくない気持ちも強いため、

広く浅いつき合いになりがちです。

他者に感情を乱されることに慣れていないというか、そうなってしまうことに恐怖心があるため、仲良くなった人に、急に冷たい態度を取ってしまうこともあります。

水瓶座は、感情を表す「水」を瓶に入れて担いでいる様子から、

自分と切り離して考えているイメージが浮かびます。

水(感情)に濡れてしまわないよう、慎重に扱わなければと思っているのです。

水瓶座の神話に登場するガニメデスは、神々にお酌をする役目を担っていましたが、

酒を呑み酔っ払う神々を見て「こうはなりたくない」と思っていたのかもしれません(笑)

誰とも仲良く(親密に)なれないという悩みも、誕生石のアメジストや

水瓶座の石たち(後述)が優しく癒してくれるでしょう。

 

 

感情はただ感じるだけで、何の理由も要らないし、思考と違い相互に伝播します。

他人が考えていることは、言葉で説明されなければわかりませんが、

近くに怒っている人がいれば居心地悪く、悲しい人と一緒にいれば

自分も悲しくなり、喜ぶ人を見れば自分も嬉しくなります。

そのように、感情は水のように周囲に漏れ、染み渡っていくのです。

だからこそ自分がいつも機嫌よくいるだけで、自分の周囲はもちろん、

世界平和にも繋がっていきます。

 

感情は悲しみも感じるし、言葉に表せない「切なさ」を感じることもあります。

この感情を消せたら、どんなにラクだろうと思うこともあります。

感情は扱いが厄介ですが、それがないと「幸せ」を感じることもできないのです。

何の意味も生産性もないのに“シアワセ”なことが、この世界にはたくさんあります。

(バカ話をして笑い合うとか、お菓子を食べるとか、惰眠を貪るとか…(笑))

 

自分が「生きているだけで幸せ」だと感じることができる「センサー」が感情なのです。

 

 

 

【ウチのアメジストに聞いてみた】

 

 

誰かをジャッジしてしまいそうなときは、考えないのが一番です

その感情に留まっていても、建設的なものは何も生まれないのですから…

 

ネガティブな感情を排除する必要はありませんが、

その場で終わりにすること

慣れれば、一瞬で気持ちを切り替えられるようになります

 

ネガティブに留まるも、ポジティブを保つのも、

自分の選択次第なのです

 

 

言うべきことがあるなら簡潔に伝え、

言わないほうがいいとわかっているなら言わない。

とにかくネチネチしないこと(笑)

アタマでわかっていても、実際にはなかなかムズカシイですね…

 

 

 

水瓶座の石:

水瓶座の守護星は天王星です。

天王星は因習を打ち破るサプライズの星なので、まさに青天の霹靂といったような

衝撃的で電撃的なイメージです。

メテオライト(隕石)やモルダバイト、フェナカイトなど個性的な見た目やエネルギーを持った石や、錬金術的に生み出されたオーラ系の石(特にアクアオーラ)が

ピッタリでしょう。

(○○オーラとは、真空内で高温に熱した金属を蒸着させた石で、表面にメタリックな輝きが加わります)

これらの石が強すぎると感じる場合は、2月の誕生石アメジストと組み合わせれば、

バランスが取れると思います。

 

また、天王星の色である水色の石もオススメです。

美しい空色のターコイズやアクアマリン、アマゾナイト、ブルーフローライト、

ブルーレースアゲートなど、知性とコミュニケーション力に長けた石たちは、

混乱しがちな精神にバランスをもたらし、楽しく有意義な人間関係を

もたらしてくれるでしょう。

それ以外にも、グレーの地に虹色の光線が煌めくラブラドライトや、

人工的に生み出されたブルーゴールドストーン、シベリアンブルークォーツなども

水瓶座っぽい石だと思います。

 

 

水瓶座は、理念、思想、波動(フィーリング)といった目に見えないものを共有し、

広く遠くどこまでも(おそらく宇宙までも)繋がっていける星座です。

国籍や人種、性別や年齢、美醜などの目に見える身体的な特徴や

社会的立場、貧富、出自など階級的な“ラベリング”に一切左右されず、

人としての本質、魂や精神といった部分で判断し、つき合います。

また、自分自身も美醜に関わらず特徴的な見た目であることが多く、

オシャレかどうかという次元を超越した、奇抜なファッションを好む傾向があるようです。

 

独自のセンスと先見性を持つ天才肌で、時代を先取りする斬新なアイディアに

溢れていますが、前衛的すぎて周囲がついていけないことも多いようです。

しかし、周囲にどう思われようが全く意に介さず、

「自分がイイと思ったものは、誰が何と言おうとイイ!」という自信に

溢れているため、その堂々とした生き方で周囲を納得させていきます。

水瓶座としては、「まったく同じ人間など存在しないのだから、

誰もが変わっていて当然」という認識です。

そのことを感覚的にわかっているため、変わり者と言われても気にしないし、

自分以外の“変わってる(と言われる)人”に対しても寛大でいられるのです。

 

見た目で判断せず本質を見抜くことは、地球外生命体や神など、

異形のものと交流できるようになるかもしれない時代には、ポイントとなってきます。

それらは、私たちの想像を超える(ときに恐怖感を覚える)姿であることも多く、

逆に、受け入れられやすい“美しい”見た目のものほど、本質を見極める必要があります。

 

夢で見たことがありますが、ある海の神様は、いつも美しい天女の姿で人々の前に現れていたので、

大変崇められていたそうです。

あるとき、本来の姿(黒いタツノオトシゴのお化けみたいな…)で現れたところ、

人々は恐れ慄き逃げ惑ったそうで、大変怒っておられました。

ナゼそれを私に言う?というハナシですが…神様もグチるんだな~と思った夢でした(笑)

(ちなみに、言葉で伝えられたのではなく、映像で見せてもらった話です)

 

 

男女ともに中性的な雰囲気を持った人が多く、性別に関わらず、その人そのものの

“人となり”で好きになるとか、複数人に対して同時にそのような感情を抱くなど、

自由な恋愛観を持っています。

水瓶座の人が「誰がイチバンとは決められない」「みんな違うし、みんなスキ♡」と

言ったら、それは本心です。

自分だけを見てほしい方には、信じられないかもしれませんが、

少なくとも、水瓶座を惹きつける何らかの魅力は持っているということですし、

自分も自分らしく生きる時間を楽しめばよいのです。

水瓶座は恋愛に限らず、家族間でも友人間でも、そのようなお互いに自立した関係を好みます。

少しでも依存的な態度を見せると、スルリと逃げられてしまうので、

親(または子)であっても、あまり頼ることは考えないほうがよいでしょう。

 

 

古典的な占星術(天王星が発見される以前)では、水瓶座の守護星も土星であったため、山羊座と水瓶座には、根底に共通した価値観が流れています。

山羊座の「安心安全な城を築きたい」気持ちが、水瓶座では

「より良い社会・世界を創りたい」という思想に拡大していきます。

大きな枠組みで考えるため、世界平和や人道支援、公共の利益などに関心が高く、

NPOなどの社会的な活動に熱心な人も多いようです。

 

山羊座の「安全を脅かすものを排除したい」気持ちも受け継いでいるため、

社会的な悪に対する批判精神も強く、個人的なことではめったに怒りませんが、

人の道に反する行いに対しては、ハッキリと主張します。

ただし、それを天王星的なショッキングな方法で表現してしまうことがあるため注意が必要です。

また、「何かを変革しなければ」という思いが強すぎると、さしたる大義もなく、

ただ「何にでも反発するだけ」という困った人になる可能性もあります。

 

正しければ何をしてもいい、言ってもいいというワケではなく、

自分の想いを主張する際には、それを受け取る人の気持ちや事情に配慮しなければ、

本来の「世直し」には繋がらないでしょう。

そういった点も、誕生石のアメジストがサポートしてくれるのではないでしょうか。

アメジストは混乱や不安を鎮め、人に対して思いやりを持てるよう諭し、

変えられないことに関しては、寛容になれるよう励ましてくれるでしょう。

 

 

山羊座的な「役に立ちたい・認められたい」気持ちも、水瓶座では

より規模が大きくなり、虚栄心・功名心となって表れることがあります。

何も成していないのに、最重要人物であるかのような尊大な態度を

無自覚にとってしまうことがあるのです。

既存の枠組みを超える大きな力を持っているからこそ、

謙虚さや気遣いが重要になります。

他者の目を気にしないという特質は、良い点であると同時に、

独善的な思考になる可能性も秘めているのです。

 

「世の中を良くしたい」という想いは、「自分が世直しをしているのだ」という

エゴに飲み込まれてしまうキケンと隣り合わせで、

「アナタがやって下さったんですね!」と言われなければ気が済まないのは、

エゴの欲求です。

数多のNPO法人や活動家、またはスピリチュアリストなどが、

設立当初の理念とはかけ離れた印象になっていくのは、

そういうことだと思います。

 

影響力の大きな人ほど、それを利用しようとする輩も集まりやすいです。

水瓶座は、理想を追い求めるピュアさを持っているが故に、

やや世間知らずというか、世渡り下手な面もあります。

良さそうな話に騙されたり引きずられたりしないよう、

水瓶座の「真の姿を見抜く力」や「芯のブレなさ」は、

そのために与えられているのかもしれません。

 

 

一気に社会に影響を及ぼすような変化は、反動や混乱も大きいものです。

(私たちは、今まさにそれを経験している最中ですが…)

大きなことを成したいと思うときほど、まずは自分の周囲から、

草の根の活動を続けていくことが大切です。

それが日の目を見るのは、もしかすると自分が生きている間ではないかも

しれません。

それでも、何らかの礎石の一つを、自分が遺せたのだとしたら、

魂は満足するのではないでしょうか。

水瓶座の人々は、そのために生まれてきたのです。

 

そのスケールの大きさは、今世だけに留まらず、過去にも未来にも

宇宙規模でも、影響を及ぼすことができるほどなのです。

だからこそ謙虚に、「自身の放ったものが自分に還ってくる」と

肝に銘じておく必要があります。

傲慢なエネルギーを放てば、それはそのまま自分を貶める出来事として

還ってくるからです。

目先の称賛を得ようとするのではなく、真に水瓶座的な博愛精神に

目覚めることができるか…

その点が、「風の時代・水瓶座の時代」を担っていくためのカギとなるでしょう。

 

現実的で個人的なエゴを超えて、ただ純粋に自分が属する世界を良くしたいと願う…

それが水瓶座の時代のマインドなのです。

 

 

以前、夢で「エジプトには、私たちを永遠に幸せにする神様が眠っている」と聞いたことがあります。

「地球がイチバン!」とも言っていました。(誰が?とはわかりませんが(笑))

今の地球には問題も多くありますが、神々がこの星を

「宇宙一シアワセな場所にしよう!」と意図して創ったことだけは、間違いないのです。

私たちもそれに賛同したから、今ここにいられるのでしょう。

目立たなくても、そのための一歩を踏み出せば、

いつか神々と共に暮らす世界を、目の当たりにする日が来るのだと思います。

(それが“来世”になるのか、生きている間なのかは…人によるのかもしれません☆)

 

 

 

真実の12星座:クレスス(斗宿)1/23~2/14

(2月後半生まれの方は、3月の記事をご覧下さい)

 

潜在能力を引き出す石:クリソベリル(またはイエロースキャポライト)

 

普段からクールで公平な視点を持ち、ひとつの物事にのめり込むことは少ないですが、自分の理想や理念に関わることであれば、情熱を持ち続けることができます。

自分の世界観を表現するためならば、地道な努力を続けることも厭いません。

他者に認められる生き方を求めるよりも、個性の輝きを灯し続けるような人生を目指して下さい。また、斗宿の元になったと考えられる「クラトス」は、女神たちと共に音楽や芸術を楽しみ、拍手とアーチェリーを生み出したと言われています。

大義や悲壮感に捉われるより、この世界を楽しむことに目を向け、自身の才能を発揮するのと同じように、他者を称賛することも大切にして下さい。そうすれば、求め続けていた「温かい心の交流」を得ることができるでしょう。

クリソベリルは、周囲の反応を気にせず、自身の目的に集中できるようサポートするとともに、天真爛漫なエネルギーで、自分も周囲も明るく照らしてくれるでしょう。

 

真実の12星座については、過去記事をご覧下さい →

 

 

 

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