この記事では、ワタシ的にしっくりくる星座石もご紹介しております。

人によって感じ方は様々ですし、いろんな分類法があるため、

文献によって違いもあります。

どれが正しいとか間違いとかではなく、石(と星)がお好きな方は

参考程度にお読み頂ければ幸いです音譜

 

 

 

10月:トパーズ

 

トパーズの中でも、誕生石として挙げられているのは、

コニャック色の「インペリアルトパーズ」です。

通常は、透明(ホワイトトパーズ)や薄茶色のものが多いのですが、

濃い飴色のトパーズは宝石として扱われています。

インペリアルトパーズの中でも、うっすらピンク(または紫)がかったものは、

「シェリーカラー」と呼ばれ、さらに貴重なものとなっています。

ブルートパーズも天然のものは薄い水色が多く、鮮やかな色のものは、

照射処理や加熱処理をされていることが一般的です。

 

パワーストーンとしては「天然未処理のものしか、本来のパワーは得られない」

という説もあるのですが、その辺は「気持ちの問題」だと思います(笑)

何より、持ち主が“気に入っている”ことが、一番重要だと私は感じています。

そもそも、自然界においても火山活動で熱が加わったり、自然放射線にさらされる

ことは普通で、それらの作用によって別の鉱物に変化することもあります。

なので、たとえ人工的であっても、照射処理や加熱処理で石のエネルギーが

なくなることはない気がします。

(ただし色が変わることによって、色によるエネルギーの変化はあると思います)

 

 

インペリアルトパーズは、その色が表すように、豊かで鷹揚とした

エネルギーに満ちています。

確かな自信に裏打ちされた、堂々とした風格を持ちながらも、

優雅で気品に溢れています。

持ち主にもそのような雰囲気を纏わせてくれますが、熟成され、

醸されたイメージの石で、フレッシュさや軽い感じはしないので、

あまり若い方向けではないかもしれません(笑)

(望むものは何でも生み出せると知っている、ペンタクルのクイーンのようなイメージです)

 

誰にでも合いやすいのは、ホワイトトパーズやブルートパーズだと思います。

ホワイト(クリア)、ブルー、薄茶色のトパーズは、理知的で機転が利くイメージが

あり、コミュニケーション力に長けています。

口数は多くなくても、要所で心に響く的確なアドバイス(声かけ)ができたり、

見本となるような態度で周囲に示す…といったことが自然にできる石たちです。

「知識と直感の融合(=直観)」がテーマで、それを他者に伝えてフィードバックを

得るというコミュニケーションを通して、自他ともに成長する道を楽しみたいと考えているようです。

 

 

 

 

【ウチのトパーズに聞いてみた】

 

 

豊かさとは、本来そこかしこに流れているもの。

人間は「形あるもの」に気を取られ、そのことを忘れてしまっている。

誰かと過ごす時間、自然を感じる時間、自分を育む時間…

そういった、目に見えない豊かさを感じる「心」も大切にしてほしい。

そうすれば自ずと形あるものもやってくるのだから。

 

人間には、すべて与えられている。

地球は、圧倒的豊かさに包まれた星だ。

そのことを忘れないでほしい。

足りないと思わされていることが幻想なんだよ。

そして、新しい豊かさを創り出せるのもまた、人間なんだ。

 

戻っておいで…

豊かな地球の“輪”の中に。

 

 

 

蠍座の石:

蠍座(11月)の誕生石としてシトリンが挙げられていることがありますが、

高価なインペリアルトパーズの代用品としているだけで、

石のイメージとしては、ちょっと違うかな?…という気がします。

(もちろん、シトリンがスキ!という方は持っていてOK☆)

 

 

ワタクシがイメージする、蠍座に合う石はコチラです↓↓

 

ロードクロサイト(インカローズ:愛に対する重さや執着をなくし、

無条件の愛を拡げる)

ガーネット(困難の中から学びを得ることをサポート)

カーネリアン(生命力を高める。嫉妬や支配欲などを改善する)

クリソベリル(自他の境界線をハッキリさせ、他者への過干渉を防ぐ)

ペリドット(無自覚な、隠されたネガティブパターンを癒す)

モルガナイト(問題点に気づかせ、満たされない欲求の正体を知る)

スモーキークォーツ(恐れずに、自身の暗い部分と向き合う)

ダンビュライト(自身の状況をあるがままに受け止め、深い洞察を得る)

 

 

蠍座の守護星は冥王星です。

冥王星のイメージは、隠された財宝、秘めたる力、どん底からの起死回生など

でしょう。表面的には、その正体や役割がハッキリしない感じですが、

(何といっても準惑星に格下げされましたし…かえってナゾ感は増したかも?(笑))

潜在的なパワーが解放されたときの破壊力は凄まじく、善きにつけ悪しきにつけ

天地をひっくり返すほどの威力を持っています。

 

そんな冥王星にサポートされる蠍座は、「困難の中から学ぶ」というテーマが

あるため、人生のどこかで挫折(病気や仕事や人間関係など様々)を感じることが

あるかもしれませんが、それは、更なる飛躍のための準備期間とも言えるのです。

また、嫉妬されやすい面もありますが、この世界は鏡だと考えれば、

それは自身の性質を表していると言えるでしょう。

他者と比べて「足りない、持っていない」という疑念を抱きやすいのです。

 

 

蠍座の質を表す言葉に、I desire(我、欲す)があります。

お金、モノ、時間、愛情などすべてにおいて言えるのですが、

自分が与える以上に、他者から与えてもらおうとするところがあり、

それを無自覚にやってしまうため、対人関係や愛情面で問題を抱えやすいのです。

(どの星座であっても、自身のネガティブ面を客観的に捉えて自覚するのは難しいのです)

 

蠍座の特質で有名な「しつこさ」もこの点から来ています。

自分が納得するまで、他者に要求し続けてしまいがちなのです。

(この「納得するまで」「しつこい」性質は、粘り強さや探求心として表れることもあります)

蠍座の方であれば、人生で一度や二度は「しつこい」と言われたことがあると

思いますが、本人としては「自分がこれだけやってあげているのに、なぜ同じだけ

返してくれないのだろう」と思っているため、響きません。

 

水の星座(蟹座・蠍座・魚座)に共通する性質ですが、相手も自分と同質

(同じ考え、価値観、好み)だと思い込んで接してしまうため、

「やってあげて」「愛してあげて」いるつもりのことが、

相手にとっては非常に重い負担となっていることがあります。

蠍座の場合は、相手がまったく嬉しくなく、ありがたくもないことに対して、

「お返しをしてほしい」と要求するため(無言の圧力である場合も多いですが…)

人が離れてしまうのです。

 

では、水の星座同士なら相性が良いのかと言えば、そうとも限らず…

感受性が強く相手(蠍座)の気持ちもわかってしまうだけに、

ハッキリ拒絶することができないため、かえって水の星座同士のほうが

こじれてしまうかもしれません。

 

 

蠍座の「毒」と言われるものは、そのように相手を食いつくしてしまう欲望の深さ、

指摘されても受け入れない頑固さにあるのだと思います。

それは、実は「誰かにとっての特別な存在になりたい」という思いに端緒しており、

相手から「キミは特別だよ」という確証をもらえるまで、しつこくしてしまうのです。

大概は相手のほうが疲れてしまって、その確証は得られずに終わり、

それが「こんなにしてあげたのに!」という怒りや恨みに変わるのです。

 

そういった理由から、確証を得やすい(自分がいなければ生きられない)

子どもには依存してしまいやすく、自立できる年齢や状態になっても、

手元に置いて世話を焼き続けたり、それを嫌がる子どもが離れると、

他にターゲットを探してしまうこともあります。

 

本当は自分のほうが求めているのに、「やって“あげて”いる」と思い込む…

自分本位な視点を自覚できるかどうかが、負のスパイラルから脱却する

カギとなります。

自身の暗い部分から目を逸らしている限り、自家中毒を続けることになるでしょう。

 

 

無条件の愛とは、見返りを求めない愛だと言われます。

そこに「○○して“あげて”いる」という表現は存在しません。

自分がそうしたいからする。ただそれだけです。

目の前の人から感謝や称賛の言葉をもらえなくても、何とも思いません。

本当の「無条件の愛」で生きているなら、自分が安全に幸せに暮らしているだけで、

充分報われていると感じられるでしょう。

 

また、誰かに「永遠の愛」を保証してもらう必要もありません。

ここに生きていられるのは、地球からも見えない存在たちからも、

愛されているからです。

蠍座は「愛されなかった」という傷も抱えやすいのですが、それは

“自分が納得するほどには”ということではないでしょうか。

誰からも愛情をもらえない(気がする)のは、自分に価値がないからではなく、

「愛されない自分には価値がない」と自分で決めつけているからです。

この世界は鏡であり、自身の思い込みが投影されているだけなのです。

 

 

自身に与えられている人(ご縁)、モノ、才能、環境がいかに貴重なものであるか…

どれ一つとして「当たり前」などないと気づいたとき、感謝の念が湧いてきます。

他者は自分にないものを持っているかもしれませんが、自分自身もまた、

他者にないものを持っているのです。

不足の念や、それに対する恐怖を手放し、誰に嫉妬する必要もないと納得したとき、

自分をジャマしている(と思っていた)存在も消え去ります。

それも幻想だったのです。

 

 

自身の“毒”を“薬” (無条件の愛)に変えられるか。

毒に振り回されているうちは、蠍座の本当の人生ではありません。

イチバン重くて難しい、そして素晴らしい魔法を持たされて

生まれてきた人々なのかもしれません。

 

 

 

真実の12星座:アーニス(積卒)11/8~11/21

(11月前半生まれの方は、10月の記事もご覧下さい)

 

潜在能力を引き出す石:アレキサンドライト(またはカラーチェンジガーネット)

 

自分に自信が持てなかったり、周囲の目を気にしたりして、本来の能力や

自分らしさを閉じ込めてしまいがちかもしれません。

本当は闇も光も同等に扱える、ダイナミックな魔力を秘めていますが、

それを恐れる周囲から、否定された経験があるかもしれません。

周囲に馴染めず、一人黙想する中で培った思想が、人生を支える礎となります。

それは、見えない領域からダウンロードした「秘伝書」とも言えるもので、

錬金術的な力を秘めています。

今こそ、その魔法を解き放つときです。不安定な時代にあっても、生き方の指針が

定まっているため、闇夜を照らす灯台となれるでしょう。

アレキサンドライトは、何も恐れず信念を貫く強さと「他人と違ってもいい」という

自信をサポートし、妖しさを魅力に変えてくれます。

 

真実の12星座については、過去記事をご覧下さい →

 

 

 

★作品はコチラで販売しています→ Creema

★現在ご提供中のメニューはコチラです→