近所のおじさんが分けてくれた ブロッコリーの苗。

 

 

 

 

 

おふくろが 畑に植えようとしたら

 

 

 

「3つくらい植えるんじゃ 畑じゃなくてプランターだよ」

なんて笑われたんで 家の前でプランターで育て始めた。

 

 

 

 

 

 

虫に食われたり 倒れてしまったり・・

いろいろな苦難を経験して 育ってきたけれど

 

 

 

この間 「ゆずる」で紹介した 片方の苗

とうとう その命が終わってしまったんだ。

 

 

 

 

 

 

”何だか威勢が悪いなぁ” 

なんて心配していたんだけれど ある朝 おふくろが見てみたら

 

 

 

黄色くなっていて 今までより小さくなってしまっていた。

”とうとう ダメだったんだ・・”

 

 

 

 

 

 

おふくろは ちょっと胸が痛んだ。

このブロッコリーの苗は かなり注目して育てたんだもの。

 

 

 

 

 

 

幾たびかの試練の時も おふくろは励まし 見守って来た。

”一つのプランターに 2つでは多かったのかもしれない・・”

 

 

 

 

 

 

 

なんて 考えてみたりしたんだな。

だけど 人間があれこれ考えたりしたって 

 

 

 

 

自然はそんなことお構いなしに ただ前に向かって進んでいる。

片方の苗は 自分のこれからの命を 

 

 

 

 

 

 

もう片方の苗に ゆずっただけ。

生き残った苗は 終わった苗の命の分をいただいて

 

 

 

自分の命に引き継いで これから先も

ただひたすらに 生きていくだけ。

 

 

 

 

 

 

やっぱり自然って たくましいんだなぁ。

 

 

 

最後に 幼い魂や弱い動物たちが

痛めつけられない世の中になりますように・・・

心から 祈る。