ただのブロッコリーの苗なのに

虫に食われたり 倒れてしまったりなぁ

 

 

 

いろいろあったんだよなぁ。

 

 

 

そして やつらは 

みごとに再び起き上がって おふくろを感動させてくれたっけ。

 

 

 

 

 

 

今日は その後のドラマを紹介しようと思う。

 

 

 

(おふくろ 寝ている姿ばかり撮るものだから・・・ すまないあきれ

 

 

 

3つの苗は しばらく順調に成長していた。

ところが グングンと大きくなるにつれて 

 

 

2つが同居している方がなぁ

力関係に 差が出てきてしまったんだなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

はじめのうち おふくろは

”きゅうくつそうだなぁ” と思ってみていたのだけど

 

 

そのうち 明らかに 2つの苗の大きさが違ってきてしまった。

 

 

 

 

(また寝ている いやぁ めんぼくない)

 

 

右側の 最初に虫に食われてしまった方の苗は

途中で成長が止まってしまったみたいなんだなぁ。

 

 

 

(葉っぱの色も 威勢が悪い)

 

 

それを見たおふくろは 

”この子は 隣の子にゆずっている・・” って思ったんだ。

 

 

 

 

 

 

”何をゆずっているんだ?” と考えてみたら

自分の命のかてをゆずっている ってわけなんだなぁ。

 

 

 

きゅうくつで このままでは2つ丈夫に育つことができない

とわかってから 片方の苗は

 

 

 

自分の この先の生き方を 

細々と生きることに 変えたんだなぁ。

 

 

 

命は けなげだなんだ。

オレたちと同じにな。

 

 

 

命のかてをゆずってもらった方は たくましく成長している。

かつて 倒れてしまってから再び立ち上がった痕跡を残したまま

 

 

 

 

 

 

ずっと太い茎に育って 活き活きと生きている。

 

 

 

自然の営みって そういうことなんだなぁ。

強いものが生き残る という一見理不尽なように見えるその陰には

 

 

 

自分の命を 文句も言わずにそっとゆずる という

無償の愛 がしっかりと存在している。

 

そういうことなんだなぁ。

 

 

そして 1つの苗だけで植えてもらった方は

何一つ問題なく シラーっと生きているんだもの。

 

 

 

 

 

 

なぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

たかがブロッコリーの苗なんだけれど

毎日見ていると そこにはちゃんとドラマがあったんだ。

 

 

 

 

 

 

これは おふくろが たんに理屈をつけただけのこと

と言えば そうかもしれないんだけれど

 

 

人生なんて すべて 

自分で理屈をつけながら 生きていくものなんだ。

 

 

理屈をつけることによって 

人生は 確実に 豊かなものになるんだな。

 

 

最後に 幼い魂や弱い動物たちが

痛めつけられない世の中になりますように・・・

心から 祈る。