【UFO】
夕闇に包まれるころ、パートナーはまだ庭の竈(かまど)で、その日、裏山で採れたタケノコのアク抜きをしていた。
そんなパートナーに、私は空を見上げながらこう話しかけたのだった。
「そういえば最近、UFO見てないよね?!」
その瞬間だった。
まさに私が見上げていた空に、スーッと長い光が走ったのだ。
「あ、UFO!」
私が願った瞬間に現れた一条の光だった。
「それにしても、願いを聞き入れてくれるの、早っ!」
空を見上げていなかったパートナーはそれを聞いて、私にこう言ったのだった。
「流れ星だったんじゃない?」
「違う違う、絶対UFOだったよ! だって、スーッって流れ星よりも長かったんだもん!」
「ダメだよ! これ、おかあさんのだもん!」
いきなりメイちゃんになった私なのであった。
【品定め】
会社の女性従業員から聞いた話である。
女性従業員3人で一緒に、大量の商品のラッピング作業をしていた時のこと。
ちなみにこの3人は『元ヤン』&『≒元ヤン』である
手は忙しいものの、口は暇なものだから、会社の男たちの『品定め』をすることにしたらしい。
まずは、『うだつが上がらないワースト4メン』を俎上に載せ、「このうちの誰とだったらヤれる?」などというお下品な話題で超盛り上がったらしいのだ。
喧々諤々の議論(?)の末、3人の意見はこう集約されたとのこと。
「清潔感で頭一つ抜けてるF君だったら、ギリOKかなぁ…?」
ゲスいぞ、チミたち!
次にお題は、「じゃあ、男性従業員全員の中では、誰とだったらヤれる? ヤりたい?」に変わったらしい。
元暴走族総長のオンナ「そりゃkuma-pさんでしょ!」
未婚の母20代「私もやっぱりkuma-pさんかなぁ…」
かつてブイブイいわせてた女「私もぉ~!」
(言っておくが、これはフィクションではない)
この話は『かつてブイブイ女』が私にこっそり耳打ちしてくれたものなのだが、これを聞いて私がこうなった👇️のは致し方ないことである。
シャー!
『元ヤン女子』たちに負けず劣らず、ゲスな私なのであった…
トホホ
【不可解な男子トイレ】
ある旅館の男子トイレに入った時のこと。
「な、なに? これ近すぎない!?」
誰がどう見たって、近すぎである。
男二人が並んでここで用を足したら、絶対に脚がクロスするってば!😂
幸い、私がこの旅館に滞在中は、同宿の男性とここでかち合うことはなかったが、かち合ってみたかったような気もする。
見知らぬ者同士で『脚クロス』させて連れションするのも悪くない。
「脚触れ合うも 他生の縁」ってか?!
ただ、もしかち合っていたとしたら、こんなこと言われていたかもしれないが…💦