
昨日の日曜日は僕のドイツの義理の母、子供達三人の世界一の
オーマ、ウチの奥さんのお母さんの90歳のお祝いでした。
1927年生まれ、ドイツの戦前戦後史を自ら生きてきた義理の母の
一生を、外国人の僕が実感を持って語ることはとても出来ないこと。


それでも長男と次男が、ドイツの母の昔のアルバムを整理・編集
して作ったデジタルスライドから、数枚の写真をここに記録、
掲載しておこうと思いました。
ワイマール時代、一歳児の頃の家族写真、戦後の独身の若い頃、
早世したハンガリー系ドイツ人の伴侶との想い出の写真、そして、
今、90歳のお祝いの日の笑顔。

夜間看護婦をしながら、うちの奥さんを女手一つで育て、人に
語らぬ苦労も、言葉に出来ない辛酸の想いもいろいろあったと思う。
それでも人生90年を常に優しい笑顔を絶やさずに生きてきた人の
姿がここにある。
僕はそのことを僕の家族の小さな大切な記録として、ここに
記しておこうと思う。
そして、僕の生まれながらの言葉、日本語で僕の日本の友人や
知人に、このドイツの母のことを少し伝えておきたいと思う。
自分の娘を常に信頼し決して叱らず、その自由な若い人生を
認め、僕達の同居生活にも結婚生活にも一度も口出しをせず、
必要な支援だけはして、孫達には包み込むような愛情で
常に朗らかに接し、求めるところは少なく、与えるもの多く、
80歳の時の最初で最後の日本旅行を僕達家族と満喫し、88歳
まで独立独歩の人生を歩んだ人。
柔和な性格の中で、妻とともに1980年代から自分の一票は
常に緑の党に投じてそれを当たり前としてきた人。
孫達三人と娘への愛情、そして仔猫への愛着が飛び抜けた人。
まだまだ元気でいてくれますように。