クリオヨの観劇日記 -37ページ目

クリオヨの観劇日記

ミュージカルにはまっています

「オズの魔法使い」のミュージカルを、ストーリーはそのままで、ざっくり現代風にアレンジしたよ

うな、いかにもアメリカ風のノー天気で気楽なミュージカルだった。

 Wizの主役ドロシーをAKB48の中からオーディションで選ぶという番組があって、その時は、

AKBの中から主役??意味わかんねえ、と思い見なかった。しかし、他の役者さんが発表され、じわじ

わ気になってきて、結局You tubeで見た。増田有華さん、初めて知った名前だが、オーディショ

ンを受けたメンバーの中では歌唱力はダントツだった。

 圧倒的な存在感があったのは陣内さん。陣内カラー丸出しで笑わせる、笑わせる。さすがベテ

ランという感じでお見事。

 ドロシー役をAKBから選んだ理由がなんとなくわかった。演技力・歌唱力はちょっとさしおいて

も、とにかくエネルギーが溢れんばかりの元気の塊みたいな子を選んだと思う。この意味で、増田

さんは、期待されていた役割をしっかり演じていた。もう少し声量がつけば面白くなるかも。

 ISSA君、意外と3枚目がぴったり。ダンスも、骨折の影響もほとんど感じさせず、うまい。




 
井上君の軽妙なMCが冴えていた。でもちょっとでもミスをすると、容赦なく他のメンバーから突っ込

みが入り、出演者が楽しんでいるのが伝わってきて無茶苦茶面白い。

 ミュージカル俳優がちょっと練習して、それぞれミュージカルナンバーを披露するというような単

純な構成では全くなく、かなり作りこんでいるという印象。しかも、5人の出演者が全員実力のある

人ばかりで、実にレベルの高い素晴らしいステージだった。チケットがすぐに売り切れて手に入れに

くいわけがよーく分かった。

You tubeでは何十回も聞いていた新妻さんの「ラマンチャの男」が、簡略版だったが生で聞けてよか

った。

ちょっと残念だったのが、ミスサイゴンの出演経験者が3人もいたのに、一曲もなかった事。権利関

係だろうか?

 映像で目新しかったのが、舞台上の立体的なセットにピンポイントで映像を映し出すプロジェクシ

ョンマッピング。今回のステージでは比較的単純なモノだけだったが、今後ミュージカルでもガンガ

ン使われていくと思う。

今回でDramatica/Romanticaは終わりだそうだが、もったいない...
ネタバレあります




















初めての東急シアターオーブ。JRだと道案内の掲示がまだよく出来てなく、一旦表に出てしま

い、再び地下に降りて到着。劇場前のスペースはとにかく外の眺めが素晴らしい。

 作品が作られた本場のフランス版というので楽しみにしていた。

ギターの音色がやけに生々しく、すごい音響という印象。

舞台は、宝塚版とも東宝版とも違って結構シンプル。ダンスは日本版よりも激しくて、迫力あ

り。キャピュレット家とモンタギュー家の一族が争う場面では、殴るは蹴るはでK1の試合みたい

に激しく、ちょって引いてしまう位。

 問題は歌。大好きな「世界の王」が全然乗れない。手拍子したかったが、タイミングがわから

ず。ベンヴォーリオ、ロミオ、キャピュレット夫人、乳母は、浦井君、育三郎君、涼風さん、未

来さんの方が断然いい!これってフランスのベストメンバーなんだろうか??ジュリエット役の

Joyさんは透き通った声で良かったし、ロレンス神父もいい。

 死のダンサーは女性だが、あの爬虫類の様な動きとか、粉を吐いたりするのはどんな意味があ

るのだろう??絶命したはずのジュリエットが、(おそらくは)死のダンサーの粉でむせこんだの

にはちょっとビックリ。死のダンサーは宝塚版が一番すっきりしていると思う。

 全体的としては、東宝(ホリプロ?)版の方がずっと良かった。逆に、これを日本人に合うように

アレンジした素晴らしい舞台を作った小池さんの演出がすごいと思う。Facebookとかバッサリ削

ったらもっといいのに...