こんにちは。
2026年度関西大学男子ラクロス部の主将を務めます、藤原陽飛です。

はじめに、日頃より弊部の活動にご支援・ご声援をいただいております、保護者の皆様、OB・OGの皆様、ならびに関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

目標「一部昇格」
スローガン「一心」
活動理念「楽しさは、真剣さの中にしか生まれない。」

シーズンが終わった時、これらは全て達成できているだろうか、チーム全体に浸透しているだろうか。

まず仲間に言いたいことは、責任は全て取るから全力で日々のラクロスを楽しみ、上手くなり、目標に向かって止まることなく駆け上がってほしいということだ。


今シーズンは楽しむことをひとつキーワードとしているが、単に楽しむだけではいけない。
ラクロスをする上で勝負に勝ったら楽しいのはみんなに共通していると思う。
それは練習での1on1や試合、なんでもいい。
しかし、「楽しむ」を口に出しているだけでは無理である。
それを達成するためには各々の努力が必要になってくる。

その努力を支え、ひとりひとりに寄り添い、それぞれの最大限の良さを出すサポートをしたい。

シーズンが終わって、お前が主将で良かったとかそんなのはいらない。全ては結果である。

今シーズンは絶対一部昇格できる。しなければならない。強い関大をつくる第一歩として。

関大らしさを全面に出して、まずは俺らが楽しんで、それを見ている周りの人も楽しんでもらえるような、そんなチームにしよう。

全員で、一心で。

大いに期待しておいてください。
こんにちは。
4回生主将を務めていましたMFの武田航太朗です。
 
まず初めに、この場をお借りして日頃より関西大学ラクロス男子部の活動にご支援・ご声援を頂いております、保護者の皆様、OB・OG、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

入部してから3年と7ヶ月ほどやっとこさ引退ブログを書くこととなりました。
この時期は結構好きで自チームの引退ブログだけじゃなく他大の引退ブログを拝見するのがひとつの楽しみでした。特に関学とかの学生コーチのブログが好きで選手とは一歩引いた目線でが描かれてるのが面白いなって思いながら見てました。

熱語りのブログは弊部最年長おいこれいくんが卒論並みに書いてくれるはずなので僕はあっさり皆さんが何かしながら見れるくらいのやつにしときます。

とういうわけで、スタートです。

高三冬、卒業式2日前ぎっくり腰になりました。原因はベットに置いてあったゲーム機を取ろうと腰を捻ったことです。なんとも情けない理由でぎっくり腰になりました。それがラクロスを始めるきっかけとなりました。
家族が通ってた整骨院に通い、治療をしてもらってる最中、先生からこんなことを言われた「お前足速いらしいな、ラクロスやってみたらどうやー」家族が通っていることで、ある程度自分のことを知ってたみたいで、なんとなくそんな事を言ったらしい。ラクロスは高校に女子の部活として存在していたので名前だけ知っていました。
家に帰り、「ラクロス男子」と調べた。そこにはガチガチに防具をつけた漢たちがぶつかり合い、ショットを打つ動画が流れた。高校を帰宅部として、とりあえず勉強だけしてた自分にとって何か新鮮さを感じた。
ショットを決める姿にかっこよさを感じ、ラクロスをやろうと思った。
なんやかんやで入学式を終え、ビラ配りの時期に入り、いろんなビラを受け取りながらもやりたいことは決まっていたのでブースに向かった、そこにはニッコリ笑顔のやまたいさんがいた。めっちゃ穏やかそうな人やなって思いながら話を聞いた記憶があります笑。
体験会に参加させてもらって、初めてクロスを触った。正直めっちゃ難しかったし、次の日には肩周りがエグい筋肉痛になった。やはり高校帰宅部では厳しいかと思った。それでも他にしたいことも無いから何回か参加して入部を決めました。

『1回生』
それからはかつや、たいへい、れい、けんてぃー、自分のの5人と少数の練習がスタートしました。できる練習は限られてくるからひたすら対面パスやったり、夏合宿では無限に1on1を繰り返すという1on1祭りが執り行われたりした。正直、しんどいし飽きてきてちょっとモチベが下がったのを覚えてます。
サマー、ウィンターとスタメンで出してもらったものの緊張のあまり無得点で終わって1回生を終えました。

『2回生』
2回生になり、上回にしっかりと混じるようになってからは左でパスキャができない、6on6では詰められ落とし所にされる。試合には出れず、荷物のあみだくじを作る仕事を遂行するだけの人間となりました。
そんな中リーグ戦直前で配置転換が発生し、ATからMFにポジションを変え試合に出る機会がもらえるようになった。とはいえ僕にできることは限られ、起点ワンでパスを出すだけの仕事を繰り返し、スカでは脅威が無いからホットいらんと書かれたり、チームの役に立つことはできず、最後阪大との入れ替え戦では1秒もピッチに立つことは無くチームが負ける瞬間を眺めていました。
その後に行ったつま恋では人生で初めてキャプテンという仕事をやったけど全然上手くいかず、チームもほとんど負けて全く面白くなかったです。

『3回生』
3回生になってからも特に変わりなく、MFの4枚目としてちょくちょく試合に出たり出なかったりしてました。関関戦も12年ぶりに勝って嬉しかったけど、なんか消化不良で終わり、そのままリーグ戦に突入。初戦はゆうきが発熱で試合に来れなくなりほぼフルで出場、チームは勝利、その後は第3戦公立大の後半まで出場機会がない中、いろいろあってチャンスを貰い試合にスタートから出してもらえる様になりました。とはいえ2回生の頃と役割は変わらず、起点ワンが役割。立命館戦でインバートからしんたろーへのアシストをしただけでほとんどいいとこ無しでチームは勝てず6位で下入れ替え戦へ進みました。委員会とかで周りから「2部は立命、関大の2強だよね」なんて言われてたけど、全然違いました。べべから2番目です。1勝しかしてません。
立命館戦で勝てず1部昇格が無くなった瞬間はかなりショックでした。
龍谷との入れ替え戦でもスタートからの出場でチームは先制し、2点目を伊吹さんからのアシストで僕が公式戦初ゴールを決め勢いに乗ったかと思ったら3Q終わって1点ビハインド、いつもと同じ展開焦って追加点を取られ、また負けるんかなんて思った。それでも諦めず4回生が活躍、4回生の凄みを魅せてもらえた気がした。なんとか1点差で勝つことが出来た。
自分が点を取った瞬間は最高でした。4回生OFが全員自分のところに集まって来てくれて、何か恩返し出来たような気がした。

『4回生』
代替わりし、主将に就任して、チームの大半が1、2回生という体制になりました。
そんでもっておいこさんは膝の手術したりでチームを離れ、試合でピッチに立ってる4回生は自分1人、自分でなんとかしなきゃと思い、気合が空回り、自爆したりと練習試合でも勝てない、自分からうまく発信したりする事ができず、不甲斐ない事ばかりでした。春先は不安しかありませんでした。
交流戦の龍谷との試合、立命Bとの練習試合、関関戦と自分の得意なランシューで得点を取ることができ個人として、少しずつではあったが調子が上がっていき、リーグ戦直前岡大との練習試合では2得点、試合は引き分けに終わったものの、感覚的なものはかなり良くこれなら自分がリーグ戦でも得点を決めチームを勝たせられるのではないかと思った。決して過信でもなく慢心があったわけでは無かった。
蓋を開けてみたら、リーグ戦0得点0アシスト、チームは1勝しか出来ず最下位。正真正銘のべべです。チームを勝たせるどころか足を引っ張った。タイムアウト後のワンワン自爆で何度ボールダウンしただろうか。得意なランシューに力が乗らない、コースも定まらない。ここまで酷い状況は正直初めてで、どうして良いかわからない。負の連鎖の様なものを感じた。最初は試合だけだったのが練習でもなんかよく分からなくなり、点を取るビジョンが見えない。これが本当の実力なのかも知れないと感じた。人生で初めて辞めたいなって思ったりした。今までだるいとかめんどくさいとは感じても辞めたいとは思わなかったけど、まあまあメンタル的に追い詰められてはいました。朝起きて胸に突っ掛かりの様な感じを持ちながら練習をする。近大戦から11月入るまではその状態でした。
更に、2on2で足が絡まり左足首を捻挫もしました。
10月末の関大練後、ゆいちゃん、あやねちゃんとのガスト飯でのお叱りとアドバイスこれがかなり心に響き、メンタル立て直しに成功しました。本当に2人には感謝です。
それからは調子も少しずつ上がり、入れ替え戦直前の龍谷との試合、まさかのSDFがこーすけ1人、コーチLINEで「1人やったらこうたろうそのままフライなしでSDFで」と言い渡され、行きの電車内で吹き出しそうになりましたが、ランクリで1ゴール1アシスト、ハーフOFで得点したわけじゃ無かったんで若干の心配が残ったものの久しぶりに得点出来たことは自信につながりました。
試合前日の練習もかなり調子は良かった。
夜うたた寝で見たGとの1対1で何処に撃っても取られる夢を見てしまったが笑。
当日、3年半通った整骨院で左足首、腰にテーピングを巻いてもらい、「楽しんで来い」とだけ言われ、感謝を伝えた。
あまり緊張しなかった。
1Q6分経ったぐらい。起点ワン、対人で勝ちホットが飛ばない。視界は開き、ゴールまで一直線トンネルの様に開いたスペースが見えたような気がした、力みもない、振り抜くだけ。ラストイヤーで1番練習した左ランシュー、コース3番どんぴしゃり。最高だった。やっと決めれた。
2Q終わって5-1これは勝てると思った後の3Q
2点差まで詰められ、更に試合終盤で1点差かなりひやりとし、最後10秒でブレイク生きた心地がしなかった。
試合終了の笛が鳴り、やっと終わった安心感で少しだけ涙が出た。
本当に辞めず続けて来て良かったと心から思った。

4年間を通して自分が得た学びでみんなに伝えたいことがあります。
それは腐らない事、継続する事です。
自分は下手くそです。得点王やベスト10に選ばれたりする様なプレイヤーではないです。
4年間でリーグ戦0ゴール1アシストです。
自分からチームを変えようとか進んで動ける様なカリスマでもございません。
そんな自分でも誇れるものは腐らない事だと思います。ラクロス人生うまく行ったことの方が少なく左でパスキャッチが出来なくて落とし所にされて殆ど試合に出れなかったり、調子が悪くて試合でミスを重ねても、どんなに辞めたいとかだるいとか思っても練習は休むことは無かった。休めば逃げになると感じたし、自分の誘惑に負けたと思ってしまうのが嫌でした。だから頑張りました。チームでも腐って辞めた人なんてたくさんいると思います。別に褒められたい訳じゃないです。下手くそなりに腐らず、辛抱強く頑張る事が大事だと自分は思います。辛抱強く頑張れば下手くそなりに武器が出来ます。自分は左ランシューでした。2回生の頃、岡伊吹さんに「パスミスやと思ったわ」なんて言われた左ランシューが自分の武器になるとは思いもよらなかっただろう。多分今年1年間でチームで1番左ランシューを練習した人だと自負してます。パスキャッチができなかった左が武器になったんです。頑張れば何かしら報われるのだと思います。腐らずに頑張れば誰かしら見てくれてるんだと思います。一真さんから貰った試合前日のメッセージ、「辛抱強さとふてこさだけは尊敬する」、その言葉が自分の4年間を褒めてもらえた様な気がしました。

最後になりましたが、少し感謝のメッセージをして終わろうとおもいます。

まずは3回生。
1番長い時間を過ごした学年。正直苦手意識があります。本当にいろんなところで助けて貰いました。如何せん4回生が少ないから沢山の負担を押し付けてしまいました。本当にありがとう。ラスト1年間頑張ってください、楽しんでください、1部昇格してください。
2回生
君たちはまあまあ問題児や。平気で呼び捨て、タメ口、寝坊したり、遅刻したり、夏の沖縄でインフル流行らせたりと。本当に破茶滅茶。それでも3回生同様いろんな負担を押し付けました。本当に助けられた。ありがとう。
1回生
君たちの応援なしでは1年間戦うことが出来なかった。サマー、ウィンターと勝ちきれなかったけど、ポテンシャルはどの学年よりもある。来年本当に楽しみにしてます。頑張ってください。あと、人のLINEの誕生日カードに書き込むのだけはやめましょう。びっくりしました。
コーチの方々
本当にお世話になりました。特にラスト1年間はコーチの方々無しでは組織運営が出来ていなかったと思います。ありがとうございました。

おしまい。         #11 武田航太朗

こんにちは、副将LMFの老子黎です。



まずは、今期関大ラクロスに関わってくださった、スポンサーのオフィスナビの方々、コーチ、OBOGの皆様、期待にそえる結果を残すことができずに本当に申し訳ありませんでした。また、多くの応援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。






悔しい。この一言が4年間のラクロスを通して、感じたこと。



怪我をいっぱいして、試合に出られなかったり、練習に参加できなかったり。たくさん、たくさん、悔しい思いをした。



けど、悔しさをバネに、成長を加速させたいっていう思いは人一倍強かったと思うし、怪我したからこそ成長できたと思う。


不器用な人間だから、色々と失敗もするし、物事がうまくいかないことが多かった。それを上手くいくように、精一杯頑張ることは、常に心がけてやってきた。絶対負けたくなかったから。


自分より上手い人見ると、頭から離れないし、試合でボコボコにされたあかつきには、夜眠れなくなる。ラクロスが好きだからとかじゃなくてくて、昔から、そういう性質なんだと思う。自分でも意味わからん性質やなって思うし、あんまり好ましい性質じゃないなって思う。この性質のせいで、しんどい思いをたくさんしてきたし、人一倍執着が強くて、こだわりが強くて、こうだって思ったら、とことん考えを変えないから、物事が前に進まないことだってある。そんな、へんこな人間だからこそ、気づいたこととか、葛藤だったりを全部書いたので、最後まで読んでいただけたら幸いです。








1、2回生の頃はほとんど怪我をせずにやってこれて、1部リーグで勝つために、自分が試合に出るために、自主練をしていた。先輩たちも上手くて、ラクロスが上手くなるためにどうしたら良いかとか、たくさん吸収できる環境が楽しかった。


でも、特に2回生の頃は1部で、さらに人数が少なかったから試合に出る機会は多かったけど、自分の実力不足に落胆する日々が続いた。



当時、コーチにもどうやったら上手くなるか聞いても、自分なりに納得できる答えが返ってこず、どうしたら良いかわからないまま練習していた。


毎日壁に行ったり、筋トレしたり、いろんなアプローチを試してみたけど、自分のストロングポイントとウィークポイントがいまいち把握できず、ただ、下手くそで何もできない状態にイライラが募った。


そんな状態で2回生の頃はチームも勝てず、1部リーグ最下位。当時の天下最強泣く子も黙る大阪大学と入れ替え戦を戦い、なんと、なんと大負け。


、うん、そりゃ負けるよなって感じやった。


悔しさは、あまりなかった。というより、自分がその試合にあまり絡めず、試合に絡まないことに内心ほっとしていたことに気持ち悪さを感じた。


試合前から、あまり出たくないなって思ってた。自分が出て失点したらどうしようって。怖くて、何もできない自分が恥ずかしかった。自分と向き合う時間がもう少し長かったら、試合後に、みやさんやたいせいさんと一緒に涙を流せたのかなって。


入れ替え戦が終わり、新チームが始まった頃に腰が痛くなった。適当に筋トレしてたつけが回ってきたんやと思う。


腰の痛みは、結構強くて、3ヶ月くらい休むことになった。この時初めて長期間離脱することになったので、何かできることないかなって思って動画を見ることを徹底してみた。みなさんご存知のとおり、僕は暇人の頂点に君臨している人間なので、目が腐るほど試合の動画を見た。一日10時間くらい動画を見る時もあって、自分でも何をしているんだろうと心底悲しくなる時もあった。他のことした方がよっぽど大学生らしいのになって。


動画を見ようと思ったのは、入れ替え戦の時期くらいに、当時のDFリーダーにオフボールの弱さを指摘されて、それを克服したかったから。


動画を見ていくうちに、ラクロスというスポーツの全体像が少しずつ見えてきた。ライド、クリア、オフェンス、ディフェンス、今まで猛吹雪の中手探りで前に進んでいたものがようやく落ち着いた雨に変わって、進みやすくなった感覚がした。


この時期にラクロスがどういうものかっていう感覚を掴むことができて、復帰した時にはオフボールが弱点から鬼強に変わっていた。ディフェンスの反省でも意見を言えるようになって成長を感じることができた。怪我をきっかけに大きく成長できたことに嬉しさを覚えた。


腰の怪我は、順調に治っていると思っていたけど、単純には前に進まなかった。腰をかばって動くせいで今度は膝を痛めてしまった。結構大きな怪我をしてしまい、また思うようにプレーできない日々が続いた。


この時は怪我をしても新たな発見があり、また違う成長ができると思っていたので、そこまでしんどさは無かった。


結局膝の怪我で2024シーズンのリーグ戦は出場できず、悔しかった。2回生の時に感じた、試合への臆病な気持ちは消えていて、攻守で試

合を動かす存在になると、意気込んでいたから本当に悔しさが滲んだ。


リーグ戦の内容も当初考えていたよりもずっと苦しい展開で、立命との1部との入れ替え戦をかけた試合で負けてしまった。何もできないことと、来年1部で戦えないこと、頭を丸めて挑んだ気持ちの行き場がなく、涙があふれた。


当然1部でやれるものだと思っていたから、ショックが大きかった。この時期くらいから、関大ラクロスに弱小思考が漂っていることに薄々気づいてきた。もっと勝ちたいという思いが強くなってきた頃だったのでその後の、ラストシーズンも、他のメンバーとの気持ちの持ちようと自分の中での基準との間に葛藤がうまれることになった。


2024シーズンは2部6位で終わり、1部昇格に向けて4回生選手2人で始まった2025シーズン。これが、本当にしんどかった。みんな言うこと聞かないし、負けても練習しない。自主練の基準も低いし、練習の雰囲気も超ゆるい。今までは、自分のラクロスへの基準をどう上げるかでめっちゃ悩んでたのに、それを遥か彼方に吹っ飛ばしてくれるような状況。こんなんで勝てるわけないやろ。まじでやめたい。2人しかおらんとか意味わからん。ヘイトが毎日毎日頭の中をぐるぐるする。


勝ちたいから、自主練をしてほしいと伝えても、伝え方が悪いのか、聞く気がないのか、全く変化がなかった。3月、4月、5月、は目も当てられないくらいの状況で、パスもできない人が大半。2回生が多いから、人数が少ないから仕方ないかって自分を納得させようともした。でも、納得できなかった。


納得できなかった理由は、このチームに実力が足りないことじゃなくて、やる気という面において、自分の基準と、このチームの基準が違うことだった。勝つために、ラクロスができるようになるために、どう行動したら良いか、何をすべきかみたいなものを必死になって考えている人たちが少なくて、リーグ戦で勝てるビジョンが全く見えなかった。


一時期は、自分がこのチームでは異端な存在として相応しくないんじゃないか。もっと適当にやることがこのチームにおいては、正解なことであって、口うるさくもっと練習しろとか言うべきではないのだと考えたこともあった。


人にはそれぞれの考え方があるのは理解できるけど、自分がこれまでの先輩の姿を見て、紡いできたラクロス観みたいなものは、簡単には壊せなかった。



そこからだんだんと、人を変えるのは難しい、だから、自分の手で勝利を掴める存在になろうと思うようになった。ラクロスはチームスポーツで、まして自分はディフェンスの人間でどうやって試合を決定できるプレーヤーになれるか?言い訳を探して諦めようと思ったこともあったけど、なんとか最後入れ替え戦に挑めるチームにしたいと思って練習に対して一層力が入った。




それからは、どういうプレースタイルが試合に勝つことにおいて最適なのか考えて練習するようになった。そのプレースタイルを実行するためにどんな技術が必要で、何をすれば良いかとか。本当にすごい考えた。あくまで試合全体を通して、威力を発揮するプレイヤーになりたかった。



夏頃に、だんだんと怪我も良くなってきて、練習の成果もではじめていたころ、岡大と練習試合をした。その中で、岡大の人に関大はフルフィールドのチームですか?って言われた。いやいや、おれがゴール前まで走ってるだけなんやけどなーって思いながら、はい!そうなんですよ!って適当に答えた。


その時に、自分の目指していたプレースタイルはこのことだなって思った。つまり、はたから見たら、フルフィールドで攻めてくるように見えるけど、自分1人で攻撃して、点を取る。もう少し整理すると、ウィングやって、ディフェンスコントロールして、グラボ拾って、クリア上げて、そのままショット打って点を決めるかアシストする。


1人のプレーヤーが動き回ってるだけだけど、相手からしたら、フルフィールドでかき乱されたように感じる。スカとか、反省でも、たぶん、ブレイク気をつけようなとか、切り替え早くしようって言われるだけで、これに対してあんまりうつ手がないなって思った。


これで技術が伴えば、ディフェンスでも、勝利を掴む存在になれるんじゃないかって思えた。


それからすぐ、ラストのリーグ戦が始まって追手門に負けてからの第二戦目、京工繊戦で今まで考えていたことを実践できた。グラボはほぼ全部取って、クリアも全部上げて、点もとって、アシストもした。しんどかった思いが報われた気がしてこのまま入れ替え戦に挑めるようにもっと上手くなろうと思った。






京工繊戦で自分のプレーがうまくいって、この状態なら、勝利を呼び込むディフェンダーになれると思った。


そんな時、深夜に壁から帰る途中、原付で転けて腕を骨折してしまった。骨折した瞬間、あ、終わったなって思った。色んな意味で終わったなって。腕が明らかに変な方向を向いていて、しっかり折れているのが目で確認できた。


引退までラクロスはできなさそうっていうのをすぐ理解できるくらいには、酷かった。強烈な痛みが襲ってきたけど、みんなに申し訳ない気持ちの方が強くて、情けなかった。絶対リーグ戦出られへんやんって。勝利を呼び込む存在から、勝利を遠ざける存在になってしまったなって。


チームでの役割を完壁に理解して、それに徹するプレーをようやく確立できたと思った矢先、試合に出られなくなるなんて思ってもみなかった。



骨折してからは事実を受け入れるのに時間がかかったけど、何かしらまた自分に成長要素をもたらしてくれるものだと勝手に思い込んで切り替えた。


リーグ戦もその後一勝もすることなく、全部ボコボコにされた。


あー、また何もできないまま終わったなって。これじゃあ2.3回生の時と何も変わらない。なんのために必死になって自分の役割を探してそれをまっとうしてきたの分からなくなった。


時間をかけて積み上げてきたものを壊されたような気がして、やるせなさを感じた。自分の運がもう少し良かったら、チームを勝たせられたのにって。チームを勝たせるのは、おれなんだって思うことが傲慢さで、それが自分の運を吸い込んだのかもしれない。今考えると、もっと他人を信用して、一緒になって勝利に導けるよな人間になるべきだったと思う。気持ちがいっぱいいっぱいになって、人に頼るとか、もっとこうした方が良いみたいなアドバイスとかも全然できなかった。


結局2部最下位で、入れ替え戦、3部の公立大学との試合が決まった。入れ替え戦が決まってから、整形外科の先生と相談したけど、やっぱり出ない方が良いって言われた。まだ骨がくっついてないよって。でも、4年間の集大成として、絶対に出たいって思ったから、迷わず、出ますって言った。骨折がまだ治ってないから、プレー強度は鬼低くて、何もできないに等しかった。それでも、みんな受け入れてくれて、なんとか試合に出る運びとなった。


最後の試合で思いっきりプレーはできないけど、やれることはやろうと思ってピッチに立った。でも結局また、怪我してすぐ離脱した。肉離れだった。


入れ替え戦さえも、出させてくれないのかって試合中に思って、正直試合に集中できなかった。3部相手に接戦で勝利はしたものの、素直に喜べなかった。ていうか全く嬉しくなかった。本当に悔しかった。出れなかったリーグ戦、すぐに離脱する入れ替え戦、3部に勝利して喜ぶ環境を作ってしまったことに対する、後悔。色々な感情が混ざり合って今までにないくらい涙がこぼれた。


後輩たちには、本当に申し訳ないと思った。何も残してあげられなかった。1部という舞台、規律のある練習環境、切磋琢磨してお互いが高め合える環境。2025シーズンが始まって当初思い描いていたものを何一つ成し遂げられなかった。途中で諦めてしまったことが本当に多すぎる。どうせ言うこと聞かないとか、自分がもっとやれば良いんだとか。言い訳を作って徹底的に一人一人と向き合うことができなかった。明らかに、良くない状況なのは、わかっていたし、勝てないのもわかっていた。その問題を一つ一つ解決して潰していく努力を怠ってしまった。もっと物事を俯瞰して、的確な行動ができたら、組織を強くできたなって思う。



やっぱり上に立つ人間がどれだけ、一人一人と向き合えるかが組織の強さにつながるのだと、この一年の多くの失敗を通して学んだ。


向き合って、拒絶されることを恐れて、できなかった。


本当に自分のことで精一杯で、上に立つ人間として、失格だったと思う。



後悔はたくさんあるし、これ以上ネガティブになっても仕方ないので、後輩たち同期に伝えたいことを最後に伝えたいと思います。



DF組織へ


ありがとう。あと、不機嫌になること多くてごめん。れいさん、昨日と今日で言うこと違っててうざいっすみたいなことよく言われたけど、今だにそれは解せない笑。2回生がほとんどで、いきなりリーグ戦に放り込まれて、右も左もわからん状況で、おまけにおれに怒られまくるわで大変だったと思う。求めるレベルが高すぎるのは、わかってたけど、それについてこようとしてくれてたことは感じてた。でも、もっともっとこだわりもって、プライド持ってやって欲しい。プライド持つためには、練習しないといけないし、自分の武器を身につけないといけない。自分のストロングポイントと、ウィークポイントを把握して、ストロングポイントを徹底的に伸ばしていって欲しい。不得意なことからは、逃げて良いし、違う選択肢で勝負すれば良い。ディフェンスで大事なのは、役割分担だから、自分の不得意は他の人がカバーしてくれる。お互いを信頼できるようにそれぞれが強みをもてたら、リーグ戦ですごい楽やと思う。成長した姿を楽しみにしてるから、頑張って。



1回生へ

ウィンター悔しかったなあー。あんまり実力発揮できてないように見えたから、今後のリーグ戦とかで爆発させて欲しい。2回生に上がったら、大きな石が目の前に立ちはだかる感覚に襲われると思うけど、その時は、何も考えずひたすら、練習したら良いと思う。ラクロスむずいなって思いながら、やるべきことをちゃんとやってたら、結果はついてくるから。




2回生へ

ルール守らん人多いし、練習中ぺちゃくちゃ違うこと喋るしで、なんか、2回生の雰囲気が好きじゃないです笑。別におれに好かれたいとも思ってないやろうけど、もう少し、自分の役割とか、自分はこの組織に何を還元できるか、どうやって試合で活躍するかみたいなものを考えて欲しいなって思う。ただ言われたことをやるとか、人の文句を言うのは簡単だけど、いざ自分で考えて行動して、実行するのは難しいことだから、それをできるように努力して欲しいと思う。もう3回生になるから、時間と労力をもっとラクロスにかけて欲しい。あと、自分のできることとできないことの取捨選択を間違えてる人が多い気がする。さっきディフェンスのところでも言ったけど、不得意なことからは、逃げて良い。徹底的に一つの武器を高めれるようにすることが、試合で必要なことで、学生ラクロスに求められるもの。理想と、実力の間にギャップがあるのは誰しも経験することで、そのギャップに対して自分なりに考えて埋めようとすることが大事だと思う。練習してるけど、あんまり成果を見せられないって感じてたら、一つ武器を作ってみて。期待してます。


3回生へ

いよいよラストシーズン、最高の形で終わって欲しい。ゴーリー二人は寝坊やめてね笑。あれ普通にめっちゃ腹立つから。もう一回言うけど、めっちゃ腹立つ。一回も寝坊しないように気をつけようって思ってラストシーズン挑んでください。3回生はそれぐらいかな。あとは、やるしかないよってこと。やり残したことないって思えるくらいやりきって欲しい。結果は勝手についてくるから、全員で一部昇格に向けて全力出して欲しい。



同期へ



たけだくん、

お前は本当に嫌いです笑。主将としてあまりにも不向きすぎる。でも、ラクロスに対する姿勢は5ミリぐらい尊敬できる。ほんまに5ミリ。いや、3ミリやな。色々と主将として大変だったこともあると思うけど、不得意なことに挑戦して精一杯やってたと思う。おれからの嫌な言葉とかも、ふてこい顔でたまに受け入れてくれたし、試合前に意味わからんくらい緊張してて、たくさん練習してきたんやなって思った。入れ替え戦で、点決めてた時はなんだかんだ嬉しかった。今度一緒に、の、のみにでも、い、いけたら良いね?!!、。


みさと、

色んな事に関して影で動いてくれてて、本当に助かった。組織のことに関して、色々と相談し合えたし、最後の最後まで悩みはつきなかったけど、思いを理解してもらえて嬉しかった。たまに、怖い時あったけど、ストレス抱えながら、同じ気持ちで頑張ってるんだなって思って心強かった。


ひなた、

たまに、超絶毒吐いてきて、あれ今の悪口?みたいに思ったこともあったけど、なんの悪気もないんやなっておもう笑。ひなたなりに、この組織を変えれるように考えを巡らして、たまに意見言い合ったりできて嬉しかった、ありがとう。


ゆい、

場を明るくしてくれるし、おれの言うことに全部笑ってくれて気分良かった。うん、すごく気分が良かった。人が気持ちよく会話できるような反応ができるのは、すごいなって思う。気分良くさせてくれてありがとう。


あやね、

実は性格が似てて、結構繊細で、誕生日が同じで、あやねは嫌がると思うけど兄妹みたいな感覚やった。授業も一緒に行ったり、仲良くさせてもらって本当にありがとう。







不器用な人間で、本当に何も成し遂げられなかったけど、楽しく充実した4年間でした。 



今までラクロスを通して関わってくださった、先輩方、OBOGの皆様、コーチの方々、本当にありがとうございました。