企業が、お金がないからと、人を切ったり、採用を取り消したり、減産したり、生産をストップしたり、閉鎖したり、いろいろとやっていますが、それでは社会の負の循環を加速させてしまうだけです。
まぁ、それはそれで、大所高所から見ればいいことなんですが。
ただ、そんなことをして企業は、はたして生き残れるんでしょうか。
私には疑問です。
たぶん、再生は無い。
違う活路を見出さない限りは。
生き残れない企業は、たぶん、生き残らなくてもいい企業なんですね。
可哀想な気もしますが、そうなんだと思います。
今までの時代では一定の役割を果たし、大きく貢献したけれども、
もうその役目は終わっていて、次世代には必要のない企業、
なんだと思います、ある意味で。
必要ないと言うと嫌な言い方になるけど、
既に藍よりアオい青が出てきつつあるということ。
それはきっと、喜ばしいことではないですか？
今までのお勤めを果たした企業さん達にとっても。
２０１０年に世界のトップ１０に入る企業は、２００５年には存在していない。
とアメリカの公的機関が発表している、ということは前に書きました。
ルータイスさんのライブで言ってたことです。
どういう根拠でそういう推察をしたのかは分かりませんが、
２００８年だった去年、２０１０年というのはあまりに近い未来であるので、
俄かには信じられませんでした。が、それが本当になるかも知れない、
ということに、やっぱりショックを隠せません。
ただ、今の上位を占めている企業が次々と姿を消しても、
じゃあいったいどんな企業が台頭してくるんだろう、
そういう企業は２００９年の今、どんな状態にあるんだろう、
とか、まだ分からないことばかりです。
まぁ、嫌でもいずれ、判る時はくるんでしょうけれどね。
それにしても、最近あまりにリストラや生産中止など、今ある巨大企業の動きが停滞する感じのニュースが多いので、思った以上に動きは速いんだな、と感じているこの頃です。