仕事(アルバイト)の関係で週末に仕事が入り平日に休めることが多い
今、最も熱いカレイ釣りもいいがふと竿先を叩きドラグ音が鳴り響く
豪快なアタリが恋しくなる事がある。
「よしっ、行ってみるか!」
久しぶりに車をベット使用にし寝袋や毛布と一泊二日分の着替え
念のためにクーラーボックスは二つ、二日分のエサと五本の竿を
詰め込んで走り出した。
強風で明石海峡大橋は速度規制が出ていた。
「思い切って出たのはいいが大丈夫かなー」(´з`)
鳴門海峡大橋ではさらに風が強く車は左に右に持っていかれた。
「向こうは大丈夫やろ。竿が出せるところを探せば」
気楽な一人旅である。
とは言え片道350キロの長旅である。
休憩を取りながらお気に入りのCD(サイモンとガーファンクル)を
少し音量を高めにして旅を楽しんだ(´▽`)
現地到着は意外と早く午前三時過ぎ
アジ釣りの先客がいたが声を掛けると止めるところだったと言うので
用意しながら待つことに
マダイでも来たらと思いまだ夜が明けない内から仕掛けを投入
東の空が少し白みかかった時
穂先が海面に突き刺さりドラグ音が鳴り響いた
「おおおっ!来た、来た!」
最近よくやるタモを取っている間に魚をバラス心配はない
足元にタモはある。
プロサーフが弓のように曲がり獲物の大きさを感じることができる
ラインの向こうで魚体が叩かれているようだ
「マダイか!しかもデカいぞ」(゜o゜)
力糸が海面から出てきたがまだその正体は分からない
最後の仕上げが近づいてきた時である
ふっと全身の力が抜けるように軽くなった
「あっ!バレたか!」(>_<)
その後は良型のガシラが釣れたがまだ初日という事でリリース
風が強く思うところに仕掛けが届かないのかアタリもなくなった。
釣りのコンディション的にはあまり良くないが天気もいいし
久しぶりの一人旅を楽しんでいた。
昼前に誘いを入れようと竿を動かすと急にラインが引っ張られた
「おっと何だ!」30メートル近くある水深からゆっくりと魚体が上がってくる
たっぷりと脂ののったイトヨリだった。
これも今回の目的の一つである(^.^)
その後はアタリもなく午後四時まで頑張るも不眠と疲れで
この日は納竿
一時間ほどの移動し温泉施設でゆっくりと体を休めた後
道の駅で車を止め、あったかいお弁当と二本のビールを飲み
少し早めに寝袋にもぐりこんだ。
次の日
アマダイはさすがに無理と考えて狙いをマダイに切り替えた
昨日の場所に比べると水深は少し浅いがマダイが潜んでいそうな
気配がする。
たっぷりの青虫を刺し念のためにイカも入れてみた。
今日は風もなく穏やかで春本番を感じる
お湯を注いで三分待つカップ麺より少し時間がかかるが
これが実に美味い!(おでん等もおすすめ)(´▽`)
狙いのマダイは来ないが30近い良型のガシラが釣れ今日はキープ
巻き上げの途中に強烈に引っ張り込むのは凶暴なこいつ
何度も8号ハリスをぶち切った( `ー´)
時期的な事もあるのか本命からのシグナルもなく
エサ取りもいないようなので明日からの仕事の事も考えて
昼過ぎに納竿
後はゆっくりと帰ればいいのだが約6時間400キロの道のりである
何度か睡魔に襲われながら来るときは気づかなかった車窓からの景色に癒された。
久しぶりに一人旅と釣りを楽しんだ話です。(*´▽`*)