久しぶりに釣友三人でカレイを狙います。
普段のカレイ釣りでは大体波止とかベランダ
テトラの上とか石積みなどでカレイを狙っていますが
サーフ(釣り用語では砂浜からの釣り)からのカレイ釣りも
中々面白いものがある。
波打ち際まで来たカレイが逃げようと最後の力を振り絞って
砂底を泳ぐ力強さはサーフのカレイ釣りの面白さです。
と言う訳で松尾さん、車谷さんと三人で淡路島のサーフでカレイを
狙っての釣行です。平日という事もあり広いサーフは私達三人の
貸し切り状態です(*´▽`*)
「わしは右に行くで」と車谷さん
「わしは左や」と松尾さん
私は真ん中に入りそれぞれ4本の竿を並べます。
夜明けと同時に竿先が抑え込まれドラグが鳴ります
Bサーフが弓のように曲がります。
「おおおっ! 来たんと違うか! カレイやで」と車谷さん
「ホンマかいや」と駆け寄る松尾さん
「いや!これカレイやったら50超えてますよ。たぶんアレですわ」(*´з`)
上がってきたのはやはり中地半端に力の強い小振りのエイでした。
12月とは思えない小春日和の天気
エサ取りも少なくのんびりとした時間が過ぎていきます。
同い年の三人なので自然と輪ができ何時もくだらない話に花が咲きます。(´▽`)
他の釣りにはない投げ釣りの面白さの一つです。
その時でした!
「おおおっ! 竿尻が浮いたぞ!」(゜.゜)
「えええっ! どれですか?」
私の釣り座に走ります。
「違う! これも違う!」
端から竿を上げていきますが生体反応がない
「あのアタリで乗ってない事はないで」と松尾さん
見ると大きく糸ふけの出ている竿が・・・・
「これや!」(゜_゜)
グイグイと締め込みますがまだ半信半疑
「デカいフグかも」
「アホか! カレイじゃ!」
波打ち際に姿を現したのは紛れもなくカレイです。
しかも中々の良型
「何がフグやねん! わしも言うてみたいわ」(`´)
と松尾さん
この一枚で三人のスイッチが入りそれぞれの釣り座に帰り打ち返します。
しかし、この後は思うように潮も動かず、海面はプールのように穏やかです。
「この潮はアカンなー、難しいで」
「カレイは居ると思うけどなー」
時間がどんどんと過ぎていきます。
カレイ釣りはどこまで粘るか? どこで見極めるかが難しい
午後4時、竿出しから10時間を過ぎ諦めかけていた時です。
午後から場所移動していた松尾さんの竿が吹っ飛んだ!
三脚をなぎ倒し、海面に一直線に走り出す赤サーフ
海に飛び込み寸前のところで竿尻を掴んだ松尾さんは
「これやから怖いんや!」(゜.゜)
残念ながら竿を吹っ飛ばした怪物の姿はなくハリスがぶち切れていた。
これで終わりと思っていた時です
今度は朝から根がかりに苦労していた車谷さんが大きく竿を曲げていた。
「ちょっと違うけどなー」(^_^;)
久しぶりに見るスズキでした。
最後まで4本の竿を並べ打つ返していた松尾さんでしたが
今日はカレイの姿を見ることなく納竿となりました。
この次はきっと倍返しの釣りを見せてくれると思います(´ー`)
淡路のカレイまだまだ楽しめると思います。