悟りを開いた仏さまを如来といいますが
薬師如来もそのお一人です。
 
 
如来は穏やかなお顔をしているので
見分けがつかないという方もいると
思いますが、薬師如来は
左手に薬壺(やっこ)を持っているので
すぐに分かりますよ。
 
 

 
左手に薬壺を乗せていますね。
 
 
 
 
薬師如来には、奈良の法隆寺の講堂や
興福寺でお目にかかったことがありますが
肝心の薬師寺には行ったことがないので
いつか行きたいと思っています。
 
 
 
 
 
薬師如来の正式名称は
薬師瑠璃光如来といいます。
 
薬師というお名前の通り、
お医者さんのような役割があり
体の不調や心の不調を癒してくれる
仏さまです。
 
 
仏教の世界では
東方にある浄瑠璃光浄土のことで
薬師如来はそこの教主だそうです。
 
 
そして、その名前にある瑠璃色とは
「濃い紫みの青」のことで
ラピスラズリという色名になります。
 
 
その濃い青色が
浄瑠璃光の世界の色ということなのですが
こんなイメージかなと思います。
 

 
 
吸い込まれそうな深い青を見ると
リラックスできませんか?
イライラしていても落ち着きませんか?
 
 
 
青には鎮静化を促す働きがあるので
薬師如来の世界が青色で良かったなぁと
カラーセラピストとしては思うわけです。
 
 
だってこれが赤や黄色だったら
全然落ち着かないし、癒されません。
 
 
 
赤はパワフルな色なので
気持ちを高揚させてくれます。
なので、やる気が欲しい時に使うと
いいですが、それは
心も体も元気であることが大前提です。
 
 
黄色は、あれも気になる、
これもやってみたいと興味津々な時で
フットワークを軽くしたい時に
使う色でもあるので
これって基本的に元気な人ですよね。
 
 
 
それに対して青は、心を静めて
冷静にさせてくれる色です。
青を見て興奮する人は
あまりいないと思います。
 
 
空や海の青を見ると
心穏やかになりませんか?
イライラしていても
落ち着いてきませんか?
 
 
青が気になる時は
静かに、穏やかに過ごしたかったり
冷静になりたい時かもしれないので
薬師如来の青色の力で
心の負担を軽くしてみるのは
いかかでしょうか?
 
 
 
このように、薬師如来にお願いするのも
1つの方法ではありますが
カラーセラピーでも
心の負担を軽くすることができるんですよ。
 

 

 

 
 
 
不安や心配なことばかり考えていると
それこそブルーな気分になります。
 
少しでも早く不安を解消したいのなら
色を選んで話をしてみませんか?