こんばんは、kukumo(くくも)です
本日は稲葉神社さんの続きです~。
ここの狛犬さんたちの面白かったので、今日は狛犬さんの回です
ここの狛犬さん、お花をくわえていて、それだけでも可愛いです
まずは左の狛犬さんから色々聞いてみました
私「あの、今は何をしているんですか?」
狛犬さん「今はこの下にいる弟子を修行させている。こいつはやんちゃで押さえつけておかないとすぐに逃げるからな」
あの下にいる子って、てっきり邪鬼とかだと思ってました…… お弟子さんの場合もあるんですね
私「そうなんですね。普段は何をしているんですか?」
狛犬さん「普段はこの辺りをふらふらしている」
私「隣の狛犬さんとですか?」
狛犬さん「いや。隣とはあまり合わなくてな。一人で散歩するのが好きだ」
私「そうなんですね……」
どうやら狛犬さんとしては珍しく、お二方の仲が悪いようです
このお話、とっても気になったので、隣の狛犬さんにもお話を聞いてみました。
私「こんにちは」
狛犬さん「こんにちは~」
どうやらこちらの狛犬さんの方がちょっと陽気なタイプのようです
私「普段は何をしているんですか?」
一応二人の仲を聞く前に左の狛犬さんと同じことを聞いてみました。
狛犬さん「この辺を散歩しているよ」
私「もしかしてお一人でですか?」
狛犬さん「そうだよ、隣の狛犬は鼻持ちならないからね。言い方がキツいし」
どうやら本当に仲が悪いようです
私「昔からそういう感じなんですか?」
狛犬さん「いや、昔は一緒に遊んでたんだけどね。今は別々の場所を散歩しているよ」
私「そうなんですか……」
神社の境内はそこまで広い神社さんではないので、この中をわざわざ別の場所を散歩するというのはかなり無理がある気がします
本当に合わないみたいですね
でも、昔は仲が良かったということは、きっかけさえあれば何とかなるのではと無駄にお節介な私は、お二方の仲直りの方法を考えてみました。
左の狛犬さんに比べると、右の狛犬さんの方が話し方も柔らかいし、説得できやすそうな気がした私は、彼に仲直りを提案してみることに……
私「あの、お二人はどれくらいお話してないんですか?」
狛犬さん「もうずいぶんと話してないよ」
私「対になる存在ですし、お話したい、と思うことはないですか?」
狛犬さん「う~~~ん……ぼくは話してもいいけど、向こうは話したくないんじゃないかな?」
こ、これは良い展開がきました
やっぱり、お二方で神様を守っているのですから、雰囲気がいい方がいいと、お二人とも思っているはずです…………多分
私「いえいえ、さっき向こうの狛犬さんとも話しましたけど、そんな風には言ってませんでしたよ。私、あなたが話したい、って向こうに言ってきてもいいですか?」
狛犬さん「……う~ん……まぁ、いいけど」
私「ありがとうございます、行ってきます」
そして私は左の狛犬さんのところにすぐに駆け寄りました。
私「あのあの、あっちの狛犬さん、実はあなたとお話したいって言ってますよ。どうですか」(テンション高)
狛犬さん「何……? う~~む、ふむ……」
私「神様を守るお二方の仲がいいほうが、きっと神社さんの空気がもっとよくなりますよ」(ゴリ押しである)
狛犬さん「……まぁ、分かった。それなら今度話しかけてみるか……」
やりました~~~
いや実のところ、かなり余計なお世話だったかもしれませんが、思わずやっちゃったのでどうか私の勝手をお許しください~……
もちろんこの後本当に仲直りをしたのかどうかは分かりませんが、今ではお二方が仲良くお散歩していることを心から願っています……
ご近所の方、もしよかったらお二方でお散歩している姿のご報告をください~~笑
それでは今回は以上です。
また次回をお楽しみに~