私は作家になったことがない。
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だから作家のことをよく知らないが、一般的には作家(小説家とか)になったら編集者という人
がついて、ああだこうだ作家に言って、良い作品になる、ということらしい。
が、ブログには編集なんかつかない。
だから「客観性」というものはほとんどない。
それでつまらなくなっていくのか?
なんかこのブログも昔の方が面白かったような気がする…
などと考えながら、さっきトイレに入った。
気のせいか便座がぬるかった。
編集がいたら、こんな駄文を世界に発表する、ということはおそらくないだろう。
ネットっていいわね。
で、私は前のブログで
「スーパーのレジに並んでいたら、変なオバサンに出くわした」
というので日本人のレジの並び方についてひとくさり書こうとしていたのに、志賀直哉と肝斑に
気をとられて、スーパーのことをすっかり忘れてしまったので、今日書こうと思う。
私はある日ある時、ある田舎のスーパーの混み合ったレジで会計待ちをしていた。
都会なら、
「混み合った」
というのは何時間も待つという意味だろうが、田舎(私)にとっては、一人でも並んでいたら、
それは
「混み合っている」
という意味である。
レジが5個か10個かまあそれくらいあって、それぞれに二人ずつくらい並んでいた。
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私は
「あー、イヤだなぁ、待つの。めんどくさい。割引弁当を買ったのはいいが、まずかったらどう
しよう」
などと深い考察をしつつ
「あっ、隣りのレジの客がひとりに減った。あっちの方が早いかも! しかしまあ今から移動
しても1分くらいしか変わらないだろうし、特に急いでもいないし、動くのもめんどくさいし、
どうでもいいかな」
と更なる思慮深さを追求しているところに、変なオバハンがひとり、私の後ろに並んできたので
私はいぶかしく思った。
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「なんだ、このオバハン。どう見ても、隣りのレジの方が人が少ないのに、どうして私の方のレ
ジに来るのだろう」
と思っていたら、私のレジのレジ係の人はなんかちょっとどんくさい人で、私の前の人のバナナ
のバーコードがわからないらしく
「ええと、ええと」
などとのろのろしていて、私はそのバナナのせいで、別のレジに同時に並んだはずの人より待た
された。
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で、隣りのレジに行こうにも、後に人(変なオバハン)が並んでいるので、今さら動きづらい。
さらにオバハン、ぐいぐい近づいてくる。なんか近い!
「なんだ、このオバハン、私のことが好きなのかな?」
とオバハンをチラ見しているあいだに、私のレジのバナナ問題が解決し、しかもそれより早く隣
りのレジが空いた。
それなのにそのオバハン、初志貫徹かなんか知らないが隣りのレジに行かないのだ!
あのオバハンは一体なんだったのだろうなぁ。
というお話。
「だから何なのだ!」
と思う人もいるだろう。
私もそう思う。
その時は私は
「うへえ!変なオバハンに出くわした!これはいいネタになる!」
と思っていたのだが、書いてみたらそれほど面白くなかった。
だから作家になれないのかな。
というのも、私は先日ブックショートという賞に応募してみたのだ。
賞金が百万円で、私は自分で書いたのが優勝だと思っていたのだが、一円ももらえなかった。
おかしいな。
私は今回はすっごいすっごい面白い、と自分で思ったのだけれども。
なぜかというと、その賞は「パブリックドメインの二次作品募集」というもので、童話とか古い
小説とか、著作権が切れた作品をベースに、何か書いてみよう!
という主旨の賞で、だからあんまりストーリーを考えなくてもいい、すでにあるものをどうにか
すればいいのだ。
ということで私はゴーゴリもまっつぁおだ、というのを書いたのだが、はしにもぼうにもひっか
からず、つまらない思いをした。
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( ↑ 私はゴーゴリの『鼻』を題材にしたのだが… )
私は映像化された時のことを考えて、ペテルブルクに行く(原作者はロケに招待される。されな
くても自費でも行こう。もらった百万円で行こう)予定もたてていたのに、全然いっこも
「今月の良い作品」
にさえ選ばれなかったので腑に落ちず、
「私の出したメールがネットで行方不明になって、ちゃんと受け取ってないのかな別所哲也(主
催者)」
などと思っていたら先日、主催者側からメールが来て、
「今度、ショートショートをうまく書くための講座を開きます。又吉直樹先生原作のショートフ
ィルムの上映会もありますヨ。参加してね。このメールは賞に応募したみなさんに配信していま
す」
という内容だったので、私は確かにその賞に応募し、落選したということが明らかになった。
えー、絶対私が原作でショートフィルムを作ったほうが、又吉先生より面白いのにー。
と落選した全員が思っているだろうが、私が一番強く思っている。
絶対に私が一番だ。
一番執念深い。
絶対だ。
ということで、私は最近また全然努力をせぬのに小説で金を儲けよう、とたくらんでいる。
いっておくけど、一円も儲けたことはない。
すっかり古い話題だが、松尾スズキが
「又吉直樹の『花火』の感想をメルマガで書きます」
というのをネットで見て、
「どうしてもそれを読みたい!」
と思ってメルマガの代金を払って読んだ。
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( ↑ あ、『花火』じゃなく『火花』だった。訂正し、お詫び申し上げます )
書評の内容は忘れてしまったのだが、
「メルマガの読者のお悩みに松尾スズキがお答えします!」
というのがあったので、
「私は作家になりたいんですけど、全然なれません。どうしたらいいでしょうか」
というメールを出したら、メルマガで採用されて、松尾スズキ先生の「お答え」がメルマガで配
信されていたので、いずれ本になったら載るかな?
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松尾スズキ先生のお答えは
「そりゃあ、難しいでしょうねぇ。『公募ガイド』でも買って、もっと気軽な懸賞とかに応募し
てみたらどうでしょうかね」
という内容のものだった。
文章がだいぶ違うが、コピペとかしたら、まぐまぐから苦情が来て、訴えられたらイヤだから、
この程度にしておく。
その後、私は一回だけ『公募ガイド』を買って、
「おっ、これは賞金が高い」
とか
「おっ、これは松尾先生が言っていた気軽な懸賞だぞ」
などと、蛍光ペンでチェックしたが、何の応募もしなかった。
ということで作家を目指している若者・中年・老人へのまとめ。
松尾スズキ先生
「作家で食っている人はほとんどいない。ほどんどなれない。やめたほうがいい。多分なれない、絶対なれない」
村上春樹先生
「作家になるのは簡単だ。しかしそれを続けるのは難しい。ボクシングでいえば、リングにあが
る(作家になる)のはけっこう簡単にあがれるが、そこでずっと戦い続けて、ずーっとリングに
上がり続ける(作品を書きつづける、しかも良い作品)ことが難しい。でも誰でも上がるだけな
ら上がれますよ」
私先生
「ということで、小説の賞を一回とるだけなら誰でもがんばればできる。しかし、続けるのは難
しい。物書きは食っていけない。
だからブログ書いて寝てろ!」
ということで、作家がダメならブログを書こう。
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私は『のだめカンタービレ』を多分、百回は読んだが、いつも速く読んでしまうので最近、
「じっくり読み返す」
という作業を最近やっているので、一部、のだめや千秋先輩の口調に似ている文章が出てきまし
たヨ、ということをお伝えしておく。
そして今、ラフマニノフがブームである。


























