同じ形でも… | かつてのこと。

かつてのこと。

2008〜2020まで起きてたこと。

今、手と膝を痛めてるので、私だけ稽古メニューはみんなと別ですが、稽古は休みません。

1月11日 稽古初め

一、ナイハンチ、セイサンの基礎

二、神の手の復習


稽古初めと言うことで三重弟子全員揃ってますし、二つの型の基礎からサラッとおさらい。
我々が「ナイハンチ/セイサン立ち」と呼ぶのは、横移動まで含む『動き』を言うのですが。実はこの動き、だいたい現代スポーツとはかなり異質な身体操作を要求されてます。

型の動きでも、なんかしっくりこない感があって。

私が同じ動きを見せて。
やってもらって。
出来ない。

今回はとくに脇の締めかな、ってことで、脇を締めている時に身体のある部分を触ってもらいました。出来ない人たちは、そこがぷよぷよ。形は同じナイハンチ突きでも、内実が全く違う。

これらが出来てくると、受けも重いし、捕手も簡単。

大事だ!と最初に山城先生に言われた通り。ここが出来ないとねー。最初の見学の時から言ってるんですけどね(苦笑)。

そんなこんなで、セイサンの移動とか、今更すぎるけど目から鱗、がいくつかあった模様。時々、基礎からやるのも良いのかも。「出来てる気になってる」は、私にも……(笑)


後半は、第三弾 菊野三重セミナーでいち早く教えてもらって居た『神の手』の復習。私達にしてみたら、前もって教わって居たので、1月3日巌流島での菊野さんの戦い方はよく理解でき、なんか一緒に戦っている錯覚で観れました。

内容は秘匿。
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とても充実した稽古になりました。型や武器術で身につく身体操作と筋肉群、神経回路、それらは教わらないと到底至れない境地。それらを受け取れる我々はとても幸運だね、と言い合いながら初稽古終了。

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沖縄拳法空手道 三重稽古会
毎週水曜日 18:30〜21:00  香良洲公民館大会議室