12月7日の稽古 | かつてのこと。

かつてのこと。

2008〜2020まで起きてたこと。

 ここのところ、三重稽古会ではセイサンの型をじっくりと取り組んでいます。私が昔先生から聞いた話や、数多く出ているDVDを見直して(見直せる質の良いDVDの存在は、弟子にとっても大きいのです)、改めて重要だと思う要点要訣を伝えながら、覚えてもらっています。もちろん、教える側の方が実はたくさん学べて、

「指導者役は、修行者の成長する一段階にすぎない」

ということを改めて思い返します。

 弟弟子のKさんやSさんにも指導役を引き受けてもらいながら、一緒にみんなで学んでいると、なんとも言えずに楽しい、温かい気持ちになります。連綿として続いてきた沖縄の文化が、こうやってみんなの中にも少しずつ根付いて広がっていくんだなぁ、なんて。

 それぞれの段階の人たちがいて、それぞれの目的の人たちが学ぶ。興味のある点も違えば、苦手とする部分もそれぞれ違う。

 三重稽古会はいまのところ競技志向の人はいないので、自然と身体操作系の話や根本原理的な話になりがちです。山城美智師範は、肉体操作だけでなく、心理精神面を含めた身体操作にも日夜研究を重ねてくれてますので、その辺りの広がりと深さには自信があります(笑)。また、昨日は「腰が痛い」という人もいたので、その場で軽く修正体操を指導したり、応急処置をしておきました。その辺は、整体師である私に自信があります(笑)。

「来た時よりも健康にして返す」
「帰る時には明るい気分で」
「また来たくなる、帰って来たくなる仲間」

そんなことを体現したいと願いながら、日夜稽古会に励んでます。興味のある方は、ぜひ、沖縄拳法三重稽古会を覗いてみてくださいね。

12月まで、毎週月曜日18:30~21:00

来年から、毎週水曜日18:30~21:00

場所は、香良洲公民館 大会議室

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12/7の稽古内容。

ナイハンチ立ち 移動
ナイハンチ初段(修正、指導つき)

セイサン立ち 移動
セイサン突き移動

セイサンの型 詳細に指導

突きの検証と指導(弟子は棒とサイの組手)

基本 押し合い二種 背中の鍛え三種 受け三種



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