彼は、沖縄拳法以外に格闘技や武道経験がないので、組手は1から教えねばなりません。
普段からやっている稽古を総合するのが、組手稽古の大きな目的です。
防御
突き蹴り
相手の起こり拍子を取る
相手にとって遠くて自分にとって近い間合いの取り方
これらのことは、普段我々が『基本』と呼んで毎回やっている中にあります。防御は、背中の鍛えの中や押し合い、起こり拍子の取り方は捕手の最初、間合いの取り方は受けの稽古や柔らかい押し合いなどなど、本当に沖縄拳法はシステマチックです。
Kさんとは、お互いに防具をつけて、マススパーと言えるぐらいの超ライトコンタクトで組手稽古。
とっても楽しかった!そうです(笑)
まぁ、今までやってきたことが全部繋がった面白さ。
組手できないことが、基本のアレに相当する、と深くわかる気づき。
やり慣れた基本が、改めて素晴らしく、まるで別物のように見える驚き。
きっと、私も今まで味わってきたそういう喜びと感動を感じているのだと、そばで見ていて思いました。
三重稽古会でも、組手稽古を増やしていこうかな……
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