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◆……………………………………………………………VoL.001_2012.5.7

           中小企業工務店、不動産会社の経営戦略考える!!

           通巻57号 発行者:ミッキーコンサルティング

☆目次☆

1】本日の記事

2】編集後記

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1】『企業価値を考える』

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 さて、みなさんは企業価値と聞くと、どんなことを想像しますか?

道義的な存在意義のようなことでしょうか、それとも資本金の大き

さでしょうか、しかしファイナンスの領域では少し違った見方をし

ます。これまで見てきたファイナンスの考え方を利用して、企業価

値について考えてみたいと思います。

まずこれまでDCF法の考え方を見てきましたが、そこから言える

ことは、一般にすべての資産の価値はそれが生み出すキャッシュフロ

ーで決まり、企業といども例外ではないということです。そして企業

価値とは、企業が生み出すキャッシュフローを債権者や株主が要求す

る必要収益率で割り引いた現在価値であらわされるのです。なんかよ

くわかりませんよね。では詳しく見ていきましょう。

□□□□ 【第一の算出方法】企業の外部から見た場合

 企業には貸借対照表があります。バランスシートのことですね。こ

れから企業価値を出すことができます。バランスシートの右側は、負

債と資本です。これを現在価値に置き換えるのです。負債には有利子

負債と無利子負債がありますが、この場合有利子負債のみを考えます。

ではどうやって現在価値に置き換えるかというと、有利子負債につい

ては利子率で、株主資本については期待収益率で割り戻すのです。

 例えば有利子負債が600万円あったとしましょう。これに年利6

の利子がついているのならば、それは600万円÷0.061億円の価値

と考えるのです。えっと思うかもしれませんが、これは永続価値モデル

といって、毎年6%の利息をもらい続けることを前提としています。む

ろん現実にはもらい続けることはないので期限を切って計算するのです

が、根本となる考え方はこれです。帳簿上の600万円の有利子負債は時

価に直せば1億円ということです。

 同様に株主資本が240万円あったとして、期待収益率(株主はこれだ

けは必要だと考える収益率)が0.1だったとしましょう。すると現在価値

は、240万円÷0.12400万円となります。この会社が株主の期待に応え

続けるならば、帳簿上の株主資本240万円は時価2400、万円ということ

です。

 よって企業価値は、有利子負債1億円+株主資本2400万円=1億2400

万円の企業ということになります。

その他の算出方法は次回に。

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1】編集後記

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 ゴールデンウイークも終わり、今日から仕事再開という方も多いのではな

いでしょうか。私は2日ほど休みがとれましたが、大したこともせず、実家

で鉄板焼きパーティーをやりました。その間にも執筆が進まず、編集者から

催促され、休みを満喫という訳にはいきませんでした。少しこれから取り戻

さねば。


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