YouTubeにアップしている動画を使って、大阪市内の小学校で、1年生に「かくしせい/もちかた/せんをかこう」の授業を作成者の私が初めて行った。

 

ゲストティーチャーとしてこの小学校の1年生の授業をするのは3年目。

 

動画を使用した授業の様子を紹介します。

 

 

 

 

〖「かくしせい/もちかた/せんをかこう」の内容〗(児童が見る部分)

 〇はじめに 2:52~7:52 ・2人の持ち方、書く姿勢のビフォーアフター 

①かくしせい 7:53~13:47 ・座る姿勢(骨盤を立て、座骨で座る) ・書く姿勢(両足、左手をつけて体を安定させ、右手を自由に動かす) 

②もちかた 13:48~25:29 ・親指、人差し指、中指の3本の指で鉛筆を持つ ・手首の豆状骨、小指の第1関節をつけて手を安定させる ・正しい鉛筆の持ち方ができる「クジャク法」 15:21~23:17 ・クイズ2問(持つ位置・鉛筆の傾き)

 ③せんをかこう 25:30~31:20 ・親指、人差し指、中指の大切なはたらき ・5本の指と手首を動かしてせんをかく 〇おわりに 31:21~31:35 ・すぐもとに戻るので、常に意識する

 

《準備したもの》

〇デジタルカメラ(児童一人一人の書く姿勢、持ち方の写真を撮る)

〇手首の豆状骨に貼る赤いシール、小指の側面第1関節の辺りに貼る緑のシール

(※シールを牛乳パック折り目に貼って、剥がしやすい工夫をしている)

 

〇2枚のシート

 

これまで1回目の授業が、ひらがな50音を教え終わっている時期に行っていたので「まいにちれんしゅう」でひらがな50音を5文字ずつ書いてもらった。今年は、早い時期に教えてほしいということで時期が早くなったので、自分の名前を練習してもらおうと考えて、ひらがな50音に筆順を書き加えたもを送り印刷してもらった。教室の後ろの黒板に、学習したひらがなを掲示していたので、授業当日にひらがなを書いていないシートも渡し、ならった文字を書くことができるようにした。

 

はじめに、「今から、勉強が楽しくなるための勉強をします」と話し、ビデオを見るだけではなく、質問に答えたり、言われたように動作をしたり反応してほしいとお願いして授業を始めた。

 

1か月後にもう一度来ることを伝え、クジャク法のビデオを見て歌を覚えたり、クジャク法の呪文(えんぴつのもちかた)を覚えたり、正しい鉛筆の持ち方を意識して「まいにちれんしゅう」の練習シートすることを伝えて授業を終えた。

 

家に帰り、授業中に撮った児童の鉛筆の持ち方の写真を見て、どの持ち方かを診断し、一覧表にまとめた。担任の先生に児童の鉛筆の持ち方の現状を知ってもらいたいことと、保護者にもお知らせし協力を得るために診断結果と写真も糊で貼り付けて渡してもらうように郵送した。

 

診断の仕方は、この動画をみてください。

 

 
《今回の授業を振り返って》
〇よかったところ
・これまで、黒板に貼っていた掲示物を動画に入れたことで、時間短縮がはかれた。
・動画を見せることで余裕ができた。子どもたちが動画を見て答えたり、動作をしている場面を第3者的に見ることができ、反応がよくないときは合いの手を入れることができた。
〇再考すべきところ
・「せんをかこう」の場面で、手首の豆状骨と小指の第一関節にシールを貼ってもらったが、時間がかかり過ぎた。昨年幼稚園で5歳児に同じような授業をしたが、その時は保護者が園児の隣にいてサポートしてもらったのでスムースに貼ることができた。しかし今回のように担任の先生が一人でやることを考えると手首の豆状骨にシールを貼るだけにしたほうが良いと感じた。
・書く姿勢と持ち方をデジタルカメラで写す場面では、書く姿勢は2列ごとに書かせ、前と真ん中あたりから2ショット撮り、2時間目の授業に生かせるようにするとよい。持ち方は、一人ひとり写し、診断するために必要。
 
他の学校でも、この動画を使って授業をしていただいて感想を聞かせていただけるとうれしいです。

 

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