★【資料用】「第5次日韓会談予備会談の議事録(一般請求権小委員会第13回議事録)」 | きゅうじのブログ アメブロ版

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15年前に韓国で理解していた人々は何処へ?

「韓日協定会談で、個々の請求権放棄」

入力2004.09.17 15:38 修正2004.09.17 15:38

太平洋戦争犠牲者遺族会(会長両唇である)は17日、「過去1961年の日韓会談当時、韓国政府が日本政府の韓国人犠牲者への直接補償の提案を拒否し、国家が補償金を受けて支払う方式を選択した」と主張した。 
太平洋戦争犠牲者遺族会はこの日、国会で記者会見を開き、その証拠として
「第5次韓日会談予備会談の議事録(一般請求権小委員会第12,13回議事録)」を公開した。 
遺族会は
「議事録を見ると、韓日会談当時、韓国政府が労働者と軍人軍属を含め徴用の方法で国外に動員された生存者、負傷者、死者、行方不明者など被徴用韓国人の肉体的精神的苦痛に対する補償金の支払いを請求した "としながら"しかし韓国政府は、日本政府の韓国人犠牲者への直接補償の提案を拒否し、国家が補償金を受けて支払い方法を選択したことが記録されている」と主張した。

https://www.hankyung.com/politics/article/2004091717518

 

下矢印下矢印下矢印

第5次日韓全面会談予備会談の一般請求権小委員会 第13回会合 
昭和36年5月10日 外務省北東アジア課

※徴用者関連以外は省略します。

※日本側は国交正常化がされていない状況下で、韓国側の人々に対する個人補償金を、早急に支払うべくかねてより用意しており、すぐにでも支払いたい意志を韓国側に示しているにもかかわらず、韓国側には資料すらないというのに一括受領して韓国政府が支払いをすることにこだわり、一向に話が進まなくなっていることがわかる。

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第5次日韓全面会談予備会談の一般請求権小委員会 第13回会合 (韓国側公開文書)
昭和36年5月10日
※韓国側にも当然議事録があり、原本の画像を東亜日報が公表していますが、原文は韓国語です。
筆者は韓国語が読めませんので、ここでは「韓国側文書に見る日韓国交正常化交渉(その4)」・季刊「戦争責任研究」第57号66-75Pから、李洋秀さんが原文を日本語に翻訳したものを引用掲示させていただきます。

前回の日本側の資料よりも、対話ベースで書かれているので双方のやりとりがよくわかります。
注目したいのは三段目にある、日本側
「被害者個人に対して補償してくれというのか。」という問いに対する韓国側の、「われわれは国として請求する。個人に対しては国内で処置する。」の部分、
五段目の韓国側

「それをわれわれは国内措置としてわれわれの手で支給する。日本側で支給する必要はないではないか」
六段目の「とにかくその支払いはわが政府の手でする。」の各発言です。
日本側に関与させず、韓国政府が受け取り、個人に支払うことに執拗にこだわっていたことが記録されています。
この時点で戦後16年近く経過しているわけですが、ことさら被害を訴えている割には政府として自国民に補償の立て替えも まったく行っていないという杜撰さも見えます。

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