こんばんは。話し方教室きいちごのくじら先生です。
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今日は読み方の一つとして絵に合わせて読むテクニックをご紹介します。
アナウンサーとして働いていた頃、ナレーション読みのお仕事がありました。
VTRに合わせた原稿を読んで録音するのです。
その時口を酸っぱくしてよく言われたことが
「画を活かして読んで!もっと間をとったり抑揚をつけて」ということ。
ニュース原稿ではなく小さな子供が元気に遊びまわる様子をカメラで撮影したVTRに音を入れたので、まだ喋れない子供の心の声も読まなければいけませんでした。(いわゆるキャラ声)
いやー難しいんですよね。これ。
何度読んでも音域が広がらないし、子供らしさが出せないし、楽しい雰囲気が出せないし何百回と読んでも上手く読めずに落ち込みました。
ナレーションはやればやるほど良くなると言うより、他の基礎トレをたくさん積まなきゃ音域などは広がらないのであれがあの時の自分の精一杯なんですが悔しかった
いま子供に対して絵本読みをする時は絵を生かすことを意識して読んでいます。
絵本は動画でなく静止画ですが主人公が心細い時は声は小さく…とか、肝になるような大事な場面の前では間をとるとか、一文一文意味を考えて読んでいます。
大切なのは絵本の絵を引き立てように読むこと
そのおかげが息子は月齢より上の年齢の絵本も集中して聞いてくれます
小学校で支援員をしていた頃は1コマ45分あるいは2コマ90分ぶっつづけで本を読むこともありました
「くじら先生が来てから立ち歩きがなくなった。」なんて嬉しいことも言われたもんです。
その時は実を結ばなくてもあの頃必至でもがいて頑張ってよかったなーなんて思いました。
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