ふぅ~
やっと、今、帰宅いたしました。
検査結果をご報告いたします。
一度、大腸癌に見舞われ手術した結果、完治と言う状態になり、推移していたのですが、今回、久方ぶりに、また、再発か?という初見でした。
今回は、大腸ポリープではなく、盲腸ポリープで、組織学的には、腺管の鋸歯状(きょしじょう)病変を伴う、大腸粘膜でした。
腺管の底部が拡大しており、L字型腺管が認められました。
盲腸の末端部に、淡いピンク色の5mm~6mmほどの平坦なポリープでしたが、画像を見せられても、補足説明して頂かないと判らないほどのポリープで、熟練した医師が目を凝らして観察しなければ容易に見過ごしてしまう状態でした。
大腸鋸歯状病変は
hyperplastic polyp(HP)
traditional serrated adenoma(TSA)
sessile serrated adenoma/polyp(SSA/P)
の、3種類に分類されますが、このうち
TSA
と
SSA/P
は
癌化する病変です。
残念ながら
sessile serrated adenoma/polyp(SSA/P)
とするのが妥当だという判定でした。
妥当だという表現の根拠は、腺管が、構造不整を伴っていると判定されたこと、核になる棍棒状の腫大が不明瞭だという判定でした。
ただ、幸運だったのは、断端は、辛うじて、癌化に至っていない陰性でした。
今回、最も、幸運だったのは、持病である切れ痔の症状のサインでした。
一旦、完治ということでしたが、三年ごとに、大腸内視鏡検査をしてきまして、その合間に、便の検査を受けたのですが、今年は、検便の年でした。
昨年は異常なしだったのですが、今回は、二日間続けて採便をした二日目に、たまたま、切れ痔の出血があり、便を採取した際は、便器は鮮血に染まっていました。
そのため、必ず、再検査判定になることが、確定していたのですが、仮に、切れ痔の出血がなく、検便の結果、異常なしとなっていれば、即座に、内視鏡検査はしなかったと思います。
検便だけでは、昨年同様、異常なしになってしまっていました。
事実、大腸内視鏡検査をしたところ、今回見つかったポリープも含め、腸内からの出血は認められなかったからです。
癌化する寸前だった、今回の、大腸鋸歯状病変は、sessile serrated adenoma/polyp(SSA/P)。
間一髪でした。
結果的に、切れ痔の出血が、救ってくれたんです。
ということで、次回の大腸内視鏡検査は三年後でも大丈夫ですとのことでした。
が
気になりますので、二年後にやろうと思います。
大腸癌に見舞われてから、癌について必死に勉強しました。
そのため、ちょっと、専門用語が多かったかもしれませんが、判らない部分は、検索してみてください。
図解で克明に説明してくれているサイトがたくさんあるはずです。
前門の虎後門の狼
の前門の虎
には、食い殺されずに済みました。
25日には、懸案の前立腺癌の採血検査結果が出ます。
長らく苦しんでやり遂げた放射線療法が功を奏してくれたのか否か。
あ、
その前に
19日に特定検診を受ける予定です。
以上
ご報告まで申し上げます。