前立腺癌MRI再検査 | 趣味の部屋「お好み屋」

趣味の部屋「お好み屋」

趣味の分野、一日の出来事などを綴る日記です。

前立腺癌の再検査結果が出ました。

結論から申しますと残念ながら

再発

してしまいました。

前回よりも大きく鮮明に映っていました。

組織をさらに調べるために昨年も施術していただきましたが、再び、前立腺生検を受けることになりました。

かなりキツい検査です。

施術後の痛みもあり、もちろん、合併症のリスクもあります。

なにせ、局部麻酔で施術しますから、針を突き刺された際の衝撃を感じ、今のが、何本目だな、と明確に解るほどの衝撃度です。

過酷な検査ですが、通常は、1泊2日で退院出来ます。

今は、この方法しかありませんので、この検査から逃れることは出来ません。

 

前立腺癌の検査は、まず、採血をして、PSA値を調べることで最初の判断をします。

PSA値の基準値は一般的に4ng/ml以下、 PSA値が4~10ng/mlの数値になれば、癌を疑う範囲になり、25%~40%の割合で癌が発見されることが目安とされています。

PSA値が4~10ng/mlの数値になれば、前立腺生検を行い組織を調べることになります。

昨年の12月、前立腺生検を行いましたが、前立腺に組織を抽出するために針を14本程度、刺すのですが針は細いため、針を刺した箇所のみ検出できるわけですから、癌がある部位に針を刺せなかった場合には、空振りになり、癌が検出されません。

残念ながら、空振りの確率は高いのが現状です。

今年に入り、前立腺生検の精度が向上しました。

以前は超音波であたりを付けて針を刺していましたが、最新式の検査ではMRIデータと符合できるようになりましたので、より、正確な場所の組織を検出できるようになりました。

 

明後日、生検に必要な提出書類を、かかりつけの泌尿器科から受け取り、20日に生検前の問診を受けてきます。

その際、入院日、施術日が決まると思います。

 

年内は無理かな?

と、かかりつけ医から、言われましたので、年明けの施術になると思われます。

 

いずれにしても、再発です。

 

前立腺癌というヤツは厄介で全摘したとしても細胞が残る場合が多く全摘=安心感とはいかない癌です。

進行はゆったりしていますが、なにより恐ろしいのは、一切、自覚症状が無い事です。

そして、なにより、PSA値が4ng/ml以下であっても癌になっている場合があります。

逆に言えば、 PSA値が4~10ng/mlであっても、癌ではなく、前立腺炎や前立腺肥大による数値も上昇という場合もあります。

ようするに、なんとも言えない指針です。

 

今も、痛くも、かゆくもありません。

それだけに発見するタイミングが遅れてしまう特徴もあります。

骨への転移率が高く、厄介な癌です。

 

まずは、生検を受けて、その結果で今回の治療方法が決まります。

 

母より先に逝けません。

必ず治したいと思います。