平和な日々 | クジラ怪人の琉球釣り日記

クジラ怪人の琉球釣り日記

2011年3月11日
世界は変わってしまいました。

現在進行中の危機への対処を考えていきたいと思ってはいるのですが。

正直、うまい回答は無いのが現実ですね。
一緒に考えていきませんか。
少しは何かできることがあるんじゃないでしょうか。

9月から10月にかけては、中御仁と一緒に中国旅行とか、イギリス人と一緒に京都旅行とか、いつも半径数キロでしか生きていない自分には、どえらく行動半径がでかい日が続いたのですが、また、平穏な半径数キロの生活に戻りました。


仕事は相変わらず、数千キロ先の人たちを含めて時差を考えながらやっていますから、まあ、物理的には移動していませんが、バーチャルには移動しているんですよねえ。


不思議な時代になったものだなぁ、とつくづく思います。

少なくともデスクワークである限りは、場所は関係が無いのです。


忙しい日々を過ごしていて、ちょっただけ忘れていたのが、原発と放射能。


でも、ふと日常に戻ると、やはり気になってしまいます。


思った通りというか、5年経過したあたりから、健康被害が顕在化しているように思えます。

フクシマでの東京電力の定例記者会見。もうマスコミは対応人員を減らしていて、空席だらけなのに、傍聴席が満席なのだそうです。一般の人が傍聴できるのですが、来ている人は地元フクシマの人や、近隣に避難している人たち。

なぜ、急に人が増えたのかというと、明らかに健康被害が出ていたり、作っている作物に影響があるようにしか思えないなど、5年以上が経過して、異変に気付き始めた人が多いからだそうです。


やはり、チェルノブイリと同じように、低レベル放射能汚染の蓄積が健康被害として顕在化してくるのに5年かかるのでしょうか。


TVを見ていても、たまげるのが、オリンピック。

フクシマで野球をやるのですか?

もはや正気の沙汰ではない。


なぜ、この国家存亡の危機に、運動会などやろうと思うのか、その神経そのものが理解できない。


青森県知事選で自民が惨敗したようです。

やっと、少しはまともな県民が出てきたようです。

地方選で自民を惨敗させ続けているのは、沖縄県民だけかと思っていました。

青森も土人パワーを発揮してきましたね。


土人。

いい言葉です。

土地の人。


東京なんてどうでもいいでたらめな土地に、しがみつく自称都会人。

朝のワイドショーを見ていても、正直、気持ちが悪くなってしまうのです。

なぜ、RBCは、ワイドショーくらい自分のところで作らないのだろうか?

目覚ましTVとやらで、東京の天気ばかりを見せられて、朝早くから、とんでもないラッシュに巻き込まれていく姿を見ていると、ああ、俺はあんなところで夢を追っていたのかと思い、とても悲しい気持ちになります。


私は、日本が復活する道は、総土人化にあるのではないかと思います。


自分の土地に愛着を持ち、誇りを持つ。

沖縄の人にはそれがあります。


地面にしがみつくことが大事だという意味ではなく、自分の所属する地域のコミュニティに誇りを持てること。

久々に訪れた関西にも、地元へのこだわりを感じました。


日本って逆に昔の藩を復活させて、廃県置藩にしてみたらいいのかもしれません。


その時、沖縄は琉球処分前に戻って、琉球王国が復活するのでしょうか?

ところで、首里王朝の末裔はどこにいらっしゃるのでしょうか?



こんなバカな国、日本に付き合っていられるか!

土人の怒りの意味は、基地だけに向けられたものではないのです。


民族が自立を求めて独立するのは、東欧だけではないのです。

琉球のラストエンペラーがよみがえる日が来るのかもしれません。